日本の書道家として有名な武田早雲氏が、自身初のNFTを販売することが発表されました。
最先端デジタル技術と、武田氏とのコラボレーションで、「書」の表現・可能性を既成概念にとらわれずに切り開いていく試みである「Crypto早雲」プロジェクトの第1弾として、世界に1つしかない武田氏の作品を2種類、NFT化し、大手NFTマーケットプレイスである「OpenSea」で販売するようです。
今回は、武田氏のNFT販売を手掛ける「Crypto早雲」プロジェクトの詳細と、武田氏のNFTの購入方法やオークション期間について解説していきます。
NFTアートとは
NFTアートとは、BTCなど暗号通貨に使われているブロックチェーン技術を使い、デジタル資産などを発行・保存したものであり、その名の通り、代替できない=世界に1つしかないと証明できるデジタル資産です。
そもそも、NFTの正式名称は、Non-Fungible Token(非代替性トークン)です。NFTとは、ブロックチェーン上に記録されたデジタル資産を表します。ゲームアイテムや、デジタルアートなどをブロックチェーン上に記録すると成立します。
NFTの主な特徴として、以下の3つが上げられます。
- 非代替性(コピーや複製ができない)
- 誰でも作成可能
- 販売・取引可能(専用のマーケットプレイスで取引)
NFTアートとは、そんなNFTの特性をアート作品に組み込んだものです。
NFTアートをブロックチェーン上で発行・保存することで、まず非代替性により高い価値が生まれ、またデジタル上で流通や販売が可能となりました。
さらに、アートの世界では偽物が流通する問題がありますが、NFTアートは改ざんが難しいブロックチェーン上で記録されるため、本物の作品だと証明しやすくなりました。

NFTアートが注目されている理由
2021年以降、NFTアートが注目されている理由はいくつか考えられます。
主な要因として挙がるのは、
- NFTマーケットプレイスの拡大
- BTCなどの暗号通貨の価格上昇
- 流動性が高いデジタルアートへのマネー流入
です。
まず、2018年頃から世界中でNFTマーケットプレイスが誕生し始めました。特に、海外で有名なNFTマーケットプレイスの多くが、2018年~2020年に設立されています。
その後、2021年1月以降、BTCを始めとする暗号通貨の価格上昇が話題となり、その結果、同じくブロックチェーン技術を使用するNFTにも注目が向けられました。
さらに、NFTアートはその流動性と希少性の高さから、暗号通貨の過熱感と相まって注目を集めるようになり、現在では多額の投資マネーがNFTに流入し、結果的にNFTアートはデジタルアートの代名詞になるまで知名度があがりました。
実際に、2021年1月にはTwitter創業者ジャック・ドーシー氏の初ツイートがNFTマーケットプレイスで約3億円で落札されるケースがありました。また、その後も有名アーティストのNFTアートが約4億円で落札されるなど、高額マネーがNFTアート市場に流入しています。
直近では、2021年3月に世界で初めてNFTアートだとされている作品が、約75億円で落札されています。

また、日本企業の中にも、NFTアート事業を開始したり、NFT事業への参入を発表している企業もあります。そのため、今後も日本でもNFTアートが流行する可能性が高く、ブロックチェーン業界でも現在非常に多くの注目を集めています。


「Crypto早雲」プロジェクトとは
「Crypto早雲」プロジェクトとは、書道家武田早雲氏とブロックチェーンがコラボすることで、これまでに無い作品を世の中に生み出していくプロジェクトです。
書道家武田双雲、クリプト世界にダイブ!
ブロックチェーン、NFT、暗号資産、メタバース・・・、こうした最先端デジタル技術と、書道家武田双雲氏のコラボレーションにより、「書」の表現・可能性を既成概念にとらわれずに切り開いていく試み。それが「Crypto双雲」プロジェクトです。
この「Crypto双雲」プロジェクトをリードしているのが、NFT事業支援サービスも展開しているdouble jump.tokyo株式会社です。
double jump.tokyoは、NFT/ブロックチェーンゲーム専業開発会社として、2018年4月3日に設立され、「My Crypto Heroes」「BRAVE FRONTIER HEROES」などの人気ブロックチェーンゲームの開発、ブロックチェーンゲーム開発支援サービス「MCH+」および、NFT事業支援サービス「NFTPLUS」の提供を行っている企業です。
武田氏初のNFT作品は2種類
「Crypto双雲」プロジェクト第一弾として、武田双雲氏初のNFT作品となる「SCAM退散」「GOX平癒」が各(各1点ずつ、オークション販売されます。すでにOpenSeaにて販売ページが公開されています(下記リンク先)。
- SCAM退散
- GOX平癒
2文字とも、ブロックチェーン/仮想通貨界隈の人間にとってなじみ深いワードです。
SCAM退散
“SCAM”は「詐欺」を意味する言葉です。 ブロックチェーンの世界でも、残念ながらSCAMと呼ばれる不誠実な行為が大きな問題と なっています。 気合をこめて「SCAM退散」! SCAMの不安を吹き飛ばし心がフッと軽くなる。SCAM心を ハッと戒める。そんな言葉として届きますように。
【メイキング映像】
GOX平癒
“GOX”は、「ハッキング」や「パスワードの紛失」等で自分の暗号資産を取り出せなくなってしまうことを意味する言葉です。 どんなにセキュリティに配慮しても、残念ながらリスクを100%なくすことはできません。 GOXは悲しい。つらい。でも、心静かに向き合いましょう。向き合って向き合って、心が穏やかに癒えたころ、失ったぶんのなにかが心に得られているかもしれません。
【メイキング映像】
「Crypto早雲」のNFT作品の購入方法とオークション期間
今回販売されるNFT作品は、大手NFTマーケットプレイスである「OpenSea」上で、オークション形式で販売されます。
オークション形式のため、最高価格で落札されたユーザにのみ、武田双雲氏直筆の「添書(最大10文字)」を画像データに追加することが可能となります。
2021年6月2日15時から、6月4日23時(日本時間)までの時間でオークションが実施されます。
オークション日時 | 2021/06/02 15:00 ~ 2021/06/04 23:00 (日本時間) |
オークション商品 | 「SCAM退散」「GOX平癒」NFT 各1点 |
オークション開始価格 | 1 ETH (予定) |
販売場所 | OpenSea |
コントラクトアドレス | 0x7a971bb19ad171f58ae6ab1d916d74637f713ff6 |
「Crypto早雲」の最低購入額は約30万円
オークションの開始額は、1ETH(イーサリアム)からとなっています。
従って、2021年5月27日時点での最低購入額は、推定で約30万円となります
※最新版のETHのチャートはこちら
購入を考えている場合は、MetaMaskなどのETHウォレットに必要分のETHを送金しておくとよいでしょう。仮に落札してNFTを購入する場合、保有するETHで支払いを行います。その後、自分のウォレットにNFTのデータが転送されることで購入が完了します。
【NFTの購入方法はこちら↓】

「Crypto早雲」のNFTが出品されるOpenSeaとは
今回「Crypto早雲」プロジェクトのNFTが販売されるNFTマーケットプレイス「OpenSea」は、運営企業がシンガポールに拠点を置く、世界最大級のNFTマーケットプレイスです。
2021年1月のNFTの盛り上がり期から急激に注目を集めるようになり、今では他のNFTマーケットプレイスよりも巨大なサービスとなりました。
サイト表記は英語ですが、説明もわかりやすい英語で書かれているため、日本人でも簡単に出品できるNFTマーケットプレイスとして人気です。新しくアカウントを作る必要はなく、MetaMaskなどのETHウォレットをもっているだけで簡単に取引が行えます。

