Link-UがNFT本格参入、NFTサービス「HashPalette」を運営するHashpaletteと連携

 

Link-U_nft_Hashpalette

2021年5月18日に、サーバープラットフォーム事業を手掛ける株式会社Link-Uは、出資先である株式会社Hashpaletteと連携し、NFT事業に本格的に参入することを発表しました。

同時に公開されたプレスリリースによれば、Link-UとHashpaletteが、出版社をはじめとした様々なコンテンツを有する企業と、NFT販売プラットフォームをリリースする予定のようです。

Link-UとHashpaletteが連携し、2020年5月には漫画コンテンツのNFTを自社プラットフォームにてイーサリアムベースで販売し、NFT流通における知見をいち早く蓄積してまいりました。 今後、Hashpaletteが開発を手掛けるコンソーシアムブロックチェーン「Palette」を基盤としたNFT販売プラットフォームをリリースする予定です。

基盤となるブロックチェーン自体からビジネスを展開するプラットフォームまで一気通貫で作成していくことで、自社に知見を貯めていくと共に、拡大していくこの領域に新しいビジネスを早期に確立していきます。

出典:PRTIMES「Link-U、Hashpaletteと連携し、NFT事業に本格参入」

NFT(非代替性トークン)とは

NFTとは

NFTの正式名称は、Non-Fungible Token(非代替性トークン)です。

NFTとは、ブロックチェーン上に記録されたデジタル資産を表します。ゲームアイテムや、デジタルアートなどをブロックチェーン上に記録すると成立します。

NFTの主な特徴として、以下の3つが上げられます。

  1. 非代替性(コピーや複製ができない)
  2. 誰でも作成可能
  3. 販売・取引可能(専用のマーケットプレイスで取引)

ブロックチェーン技術を使い、デジタルアートやデジタルコンテンツなどを保存することで、この世に1つとないNFTコンテンツを作り出すことができます。2019年頃から注目を集め、2020年後半からは、BTCをはじめとする暗号通貨へのに人気の高まりに付随する形でさらに脚光を浴びました。

その結果、Twitter創業者のジャックドーシー氏の最初のツイートが化され、約3億円で落札されるなど、NFTアートの販売価格が高騰する現象が起こっています。

NFTとは?NFTの特徴から市場規模、マーケットプレイス、NFT関連の仮想通貨まで一挙解説!
NFTの正式名称は、非代替性(Non-Fungible Token)トークンです。NFTの特徴は、非代替性、誰でも作成可能、販売・取引可能の3点です。NFTの市場規模は330億円で、年35%ずつ成長しています。本記事では、NFTの特徴と市場規模、NFTで注目すべき関連銘柄などを解説していきます。

日本国内のNFT事業の動き

coincheck_nft

NFTでは、特に仮想通貨取引所運営企業を中心に、NFT事業やNFTマーケットプレイスが誕生しています。

さらに、ブロックチェーンや仮想通貨関連企業だけでなく、資本提携や出資先企業を通じ、異業種からもNFT事業への参入発表や、NFTサービスの展開が公表されています。

現在、日本企業の中で、NFT事業を運営及び市場参入を発表している企業は、下記の通りです。

【NFT事業を運営(サービス名)】

  • コインチェック:Coincheck NFT(2021年3月)

【NFT事業に参入表明(提携・他社出資を含む)】

  • メディアドゥ
  • メルカリ
  • GMOインターネット
  • シンワワイズ
  • スクエニHD
  • セレス
  • フーバーブレイン
  • マイネット
  • Gamewith

市場参入を発表した企業の多くが、2021年(夏以降)のリリースを決めている企業が多いです。特にNFT事業は、デジタルコンテンツを扱う出版やアート、ゲーム業界との相性が良いため、これらの業種からの新たな参入もありうるでしょう。

コロナ禍で加速した企業サービスののDX(デジタルトランスフォーメーション)などを背景に、今後も日本でNFT市場が盛り上がっていく可能性は大いにあります。

NFTの関連銘柄はどれ?NFTで注目されるおススメの日本株を紹介
NFTの関連銘柄で注目すべきは、メディアドゥ、メルカリ、マネックスグループ、GMOインターネット、シンワワイズ、gumi、Link-U、スクエニHD、セレス、フーバーブレイン、マイネット、Gamewithです。本記事では、NFTの関連銘柄で注目すべき日本株をご紹介します。

株式会社Link-Uとは

Link-U_nft

今回のプレスリリースを発表した、株式会社Link-Uは、2013年に設立されたサーバープラットフォーム事業を中心とする企業です。

Link-Uは、主に「電子書籍」や「動画配信」といった、NFT事業と非常に相性が良い分野で強みを持っています。また、新規サービス立ち上げや、既存サーバー乗り換えに関する業務など、将来の運用保守・サービス拡大を見据えたサービスをワンストップで提供しています。

Link-Uの出資先である株式会社HashPortとは

Link-U_nft_HashPort

また今回のプレスリリースのもう一人のキープレイヤーであり、Link-Uの出資先でもある、株式会社HashPortは、「すべての資産をデジタル化する」をミッションに、ブロックチェーン事業のサービス提供を手掛ける企業です。

HashPortの主な事業内容は、以下の3つです。

  1. 暗号資産交換業向けウォレットシステム事業
  2. NFTプラットフォーム事業
  3. ブロックチェーンコンサルティング事業

具体的には、日本の大手仮想通貨取引所を運営するコインチェックやbitFlyerなどの暗号資産交換業者の企業に、新規の暗号資産取扱関連サービスやコンサルティングサービスを提供しています。

また、海外の有力ブロックチェーンプロジェクトの日本展開支援などもサポートしており、数多くのプロジェクトの日本展開を成功に導いた実績を持っています。

そんなHashPortは、Link-Uと2020年3月にジョイントベンチャーとして株式会社Hashpaletteを設立し、コンソーシアムブロックチェーン「パレット(Palette)」を立ち上げています。

後述しますが、今回のプレスリリースにもあったNFT事業は、このパレット(Palette)を活用したNFTサービスである「HashPalette」を中心としたサービス展開である可能性が高いです。

BINANCE(バイナンス)でおススメのNFT銘柄はどれ?NFT銘柄4選をご紹介!
BINANCEでおススメのNFT関連銘柄は、以下の4つの仮想通貨です。 ・ETH(イーサリアム/ETH) ・Binance Coin(バイナンスコイン/BNB) ・Enjin Coin(エンジンコイン/ENJ) ・Chiliz(チリーズ/CHZ)

NFTサービス「HashPalette(ハッシュパレット)」とは

Link-U_nft_HashPalette

Link-UとHashPortの合弁会社であるHashPaletteは、HashPalette(ハッシュパレット)というサービスを運営(リリース前)しています。

HashPalette(ハッシュパレット)」とは、デジタルコンテンツを発行・管理・流通するためのブロックチェーンネットワーク「Palette(パレット)」を活用したNFTサービスです。

まだ、正式にリリースされたわけではありませんが、すでにホームページや、実装されるコンセンサスノード、実装予定のブロックチェーンネットワークである「Palette(パレット)」に関して、情報が公開されています。

Link-U_nft_HashPalette_コンソーシアム

このHashPaletteは、複数の仮想通貨取引所サービスや、トークンサービスで利用されるコンセンサスノード(Consensus Node)と連携しています。これらのコンセンサスノードがステーキングによって、ブロックチェーンネットワークをガバナンスすることを目指しています。

【一覧】コンセンサスノード

  1. Neo
  2. IOST
  3. Ontology
  4. ICON Foundation
  5. Coincheck
  6. OK Coin Japan
  7. Huobi Japan
  8. Animoca Brands
  9. HashKey DX
  10. Ceres
  11. HashPort
  12. Link-U

Palette(パレット)の特徴

Link-U_HashPalette_特徴

HashPaletteで利用されるブロックチェーンネットワーク「Palette(パレット)」の特徴は、以下の4つです。

  1. クロスチェーン対応:
    Ethereumをはじめとした複数のブロックチェーンと相互運用が可能
  2. 手数料の安定化・低価格化:
    エンターテイメントに特化し、独自の手数料設計により手数料の安定化・低価格化を実現

  3. 暗号資産が不要のユーザー体験:
    ユーザーは暗号資産を意識せずに、ブロックチェーンサービスを利用することが可能

  4. コンセンサスノードによるガバナンス:
    コンテンツホルダー自身もコンセンサスノードとなることでルールメイクに参加することが可能

大きな特徴は、国内外のNFTマーケットプレイスで利用されるイーサリアム(以下、ETH)が実装されていることと、それ以外のブロックチェーンにも対応している点です。

イーサリアムだけでなく、それ以外の仮想通貨でも取引できる可能性があります。ETHは、決済時に発生するGAS代という手数料の高騰がNFTマーケットで問題となっており、他の仮想通貨での支払いであれば、この問題を回避したNFTマーケットとなる可能性があります。

パレットトークンとは

Link-U_nft_palette

「パレットトークン」は、パレットのサービスで使用される独自トークンです。

パレットトークンは、 ブロックチェーン コンテンツでファンコミュニティの活性化を支援することを目的に、2020年8月に、コインチェック社とLink-U社、Hashpalette社の3社合同で、日本初のIEO(Initial Exchange Offering)共同プロジェクトを発足の発表の際に公開されたトークンです。

パレットトークンは、イーサリアムブロックチェーン上で発行され、

  • 「パレットチェーン」におけるコンセンサスノード運営報酬の支払い
  • スマートコントラクトの発行手数料(GAS)の支払い
  • NFT売買の決済

などに利用されます。

パレットトークンは、「パレットチェーン」の維持・運営におけるインセンティブ設計においても重要な役割を占め、クロスチェーン技術により「パレットチェーン」とイーサリアムブロックチェーンを自由に移動可能です。

ちなみに「IEO(Initial Exchange Offering)」とは、トークン発行によるコミュニティの形成・強化や資金調達を、コインチェックなどの仮想通貨取引所が支援するものであり、パレットトークンは、今後コインチェックの取引所で販売予定です。

NFTの決済に「パレットトークン」を用いることで、NFTの送付と金銭の受け渡しを同時に実施することが可能となり、エスクローサービスを活用することなく安全な2次流通市場を構築できるようになります。

NFTの関連銘柄はどれ?NFTで注目されるおススメの日本株を紹介
NFTの関連銘柄で注目すべきは、メディアドゥ、メルカリ、マネックスグループ、GMOインターネット、シンワワイズ、gumi、Link-U、スクエニHD、セレス、フーバーブレイン、マイネット、Gamewithです。本記事では、NFTの関連銘柄で注目すべき日本株をご紹介します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました