現在、話題沸騰中のNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)。ブロックチェーン技術を使い、デジタルアートやデジタルコンテンツなどを保存することで、この世に1つとないNFTコンテンツを作り出すことができます。2019年頃から注目を集め、2020年後半からは、BTCをはじめとする暗号通貨へのに人気の高まりに付随する形でさらに脚光を浴びました。
その結果、Twitter創業者のジャックドーシー氏の最初のツイートが化され、約3億円で落札されるなど、NFTアートの販売価格が高騰する現象が起こっています。
実際に、NFTを購入することは簡単です。
今回はOpenSeaという世界最大級のNFTマーケットプレイスを使って、実際のNFTの購入方法を解説します。
・OpenSeaでNFTを購入するなら仮想通貨ETHとMetamaskが必要
・NFT購入時に発生するGAS(ガス)代は、約500円~1,500円ほど(変動あり)
・OpenSeaでのNFT購入時に必要な仮想通貨ETHを購入するなら、Coincheck(コインチェック)がおススメ
NFTの購入時に発生する手数料のGAS(ガス)代の支払いには、仮想通貨(暗号資産)のETH(イーサリアム)が必要です。
仮想通貨ETHの購入なら、初心者でも簡単に口座開設ができるコインチェックがおススメです。
コインチェック(Coincheck)は、日本国内の仮想通貨人気ランキングで1位を獲得するなど、国内ユーザーから非常に評判が高い仮想通貨取引所です。
NFTを購入する場合は、コインチェックの口座を開設しておきましょう。
2/18追記:OpenSeaの販売手数料は無料
OpenSeaは2023年2月17日から、期間限定で販売手数料を無料にすると発表しました。
OpenSeaの公式ブログと公式Twitterにて、以下の通り発表がされています。
OpenSea 手数料
通常、OpenSea はすべての二次販売に対して 2.5% の手数料を受け取ります。ただし、期間限定で、OpenSea は手数料を 0% に引き下げます。この間、OpenSea は、コレクションの作成者の収益が 0 から 0.5% の間に設定されている場合にのみ手数料を受け取ります。この場合、OpenSea は無機的な取引量を抑えるために最大 0.5% の手数料を受け取ります。これは、2023 年 2 月 17 日の午後 3 時 30 分 (ET) 以降に作成されたすべてのリストとオファーに適用されます。

OpenSeaでNFTを購入するのに必要なもの
OpenSeaでNFTを購入するには、以下の3つが必要です。
- Metamask(メタマスク)
- 仮想通貨ETH(イーサリアム)
- 仮想通貨取引所の口座
Metamask(メタマスク)
Metamaskとは、誰でも無料で使えるウォレットです。
ウォレットとは、いわゆる財布のようなもので、仮想通貨やNFTを保管します。
Metamask (メタマスク)があれば、誰でもOpenSeaが使えるようになります。
Metamaskの設定方法などはこちらの記事にまとめてあります。

仮想通貨ETH(イーサリアム)
OpenSeaでNFTを購入するには、仮想通貨ETH(イーサリアム、以下ETH)が必要です。
ETHは仮想通貨の市場ランキングで第2位の仮想通貨で、主にNFTの購入などで利用されます。
ETHを発行するEthreumチェーンには、スマートコントラクトと呼ばれる、自動販売機のように、決められた手順で決済を実施する機能があり、NFTを購入する際にこのスマートコントラクトが利用されるため、ETHが必要になります。
また、NFTを購入する際に発生するGAS(ガス)代と呼ばれる手数料を支払う際にも、少額のETHが必要となります。
仮想通貨取引所の口座
仮想通貨ETHを購入するには、国内の仮想通貨(暗号資産)取引所で購入する必要があります。
国内の取引所には基本的に仮想通貨ETHが上場しているため、どの仮想通貨取引所の口座を開設しても良いです。
一番のおススメは、日本国内の取引所ランキングで1位のコインチェック(Coincheck)です。
- 最短5分で口座開設可能
- 初心者でも使いやすいUI
- 国内最大級のNFTマーケットプレイスを運営
などの特徴を持つ、非常に使いやすい取引所です。
これから初めて仮想通貨取引所の口座を開くなら、コインチェック(Coincheck)をおススメします。

OpenSeaでNFTを購入する3つのパターン
OpenSeaでは、3つのNFTの販売方式があります。
- 固定価格
- オークション
- オファー
固定価格
固定価格は、NFTに表示されている価格で購入する方法です。
「Add Cart」をタップして欲しいNFTを購入します。
購入方式の中では、一番シンプルな購入方法です。
オークション
OpenSeaではオークションでの購入パターンがあります。
販売期限日までに最も高い価格を入札(Bid)したユーザーが落札できます。
オークション中のNFTは、左の検索メニュー欄にある「オークション中」を選択すれば、オークション中のNFTが表示されます。
オファー
オファー(Offer)とは、NFTホルダーに対して購入したい価格を提示するパターンです。
「Offer」ボタンをタップし、購入希望額を提示します。
NFTホルダーがオファーを承認すると、取引が成立します。
OpenSeaでNFTを購入する方法
OpenSeaでNFTを購入する手順は、以下の通りです。
- Metamaskを設定する
- 仮想通貨取引所で仮想通貨ETHを購入する
- Metamaskに仮想通貨ETHを送金する
- MetamaskをOpenSeaにウォレットコネクトする
- OpenSeaで購入したいNFTを選択する
- Metamask上でETHを使って決済する
Metamaskを設定する
まずは、Metamaskへのログインが必要です。
GoogleChromeの拡張機能を使って、Metamaskにログインしましょう。
Metamaskのアカウントさえあれば、あとはOpenSeaへのログインはMetamaskでログインします。
万が一、Metamaskのログインパスワードを忘れてしまった場合は、Metamask登録時に配布された「シークレットリカバリーフレーズ」を使って、Metamaskにログインしパスワードを再発行しましょう。
Metamaskの設定方法はこちらの記事にまとめたあります。

仮想通貨取引所で仮想通貨ETHを購入する
仮想通貨ETHを国内の仮想通貨取引所で購入しましょう。
銀行口座かコンビニ入金などで、仮想通貨取引所の口座に日本円を入金して、仮想通貨ETHを購入します。
Coincheck(コインチェック)の場合は、銀行口座を連携してアカウント口座に日本円を振り込んでから、仮想通貨ETHの購入数量を設定して購入します。
OpenSeaでのNFT購入時にはいくらETHが必要?
この時、仮想通貨ETHの購入数量は、購入したいNFTの金額より少し多めに準備しておきましょう。
その理由は、NFTの購入金額以外にも、送金手数料やOpenSeaのGAS(ガス)代など、別途仮想通貨ETHが必要になるからです。
例えば、欲しいNFTの価格が1ETHだった場合は、念のため1.5ETHほど準備しておくことをおススメします。
Metamaskに仮想通貨ETHを送金する
仮想通貨取引所で購入した仮想通貨ETHをMetamaskに送金します。
Metamaskに送金する際は、以下の手順で送金します。
- Metamaskのウォレットアドレスをコピー
- Metamaskのウォレットアドレスを仮想通貨取引所の送金先に登録
- 仮想通貨取引所から仮想通貨ETHをMetamask宛に送金
- Metamaskの残高をチェックして着金を確認
なお、仮想通貨取引所から送金申請をしてから着金までは数分かかります。
最終的にMetamask内のETHの残高が更新され、送金分が反映されていれば着金成功です。
Metamaskのウォレットアドレスとは
Metamaskのウォレットアドレスとは、Metamaskの画面にある任意の文字列コードであり、送金先のアドレスになります。
コピーに失敗して間違ったアドレスを入力すると、送金に失敗する可能性があるので、先に少額のテスト送金を実施することを強くおススメします。
なぜなら、送金失敗した場合、送金した仮想通貨ETHが返ってくる(返金)されることはないからです。
大事な資産を損なわないためにも、必ず最初は少額でのテスト送金を行いましょう。
MetamaskをOpenSeaにウォレットコネクトする
仮想通貨ETHを受け取ったMetamaskを使って、OpenSeaにウォレットコネクトします。
ウォレットコネクトとは、Metamaskのようなウォレットを使ってサービスにログインするようなことです(OpenSeaには、従来のサービスのようなID・パスワードはありません)。
OpenSeaへのMetamaskのウォレットコネクトの方法は以下の通りです。
- OpenSeaを開き、右上の財布ロゴをタップ
- ウォレット一覧からMetamaskを選択
- Metamaskが起動するので署名してコネクトを実施
この辺はMetamaskが別ブラウザで起動するなどちょっとややこしいです。
最終的に自分のウォレットアドレスが、OpenSeaのアカウントロゴに表示されればコネクトは完了です。
OpenSeaで購入したいNFTを選択する
OpenSeaにMetamaskのウォレットコネクトが完了したら、次は欲しいNFTを購入します。
検索窓で欲しいNFTのタイトルを入力して、NFTのページに遷移します。
NFTのページに遷移したら、欲しいNFTを検索して選択します。
OpenSeaで最低価格のNFTが欲しい場合
出品されている中でもっとも安いNFTを購入したい場合が多いかと思います。
その場合は、販売されているNFTの右上にあるフィルター機能で、「価格が低い順」を選択すると、上から販売価格順で並び替えをしてくれます。
その後は、左上にあるNFTを選択して購入しましょう。
Metamask上でETHを使って決済する
欲しいNFTを選択したら、最後にMetamask内の仮想通貨ETHで決済をします。
- (定価販売の場合)「カートに追加(Add Cart)」をタップしてNFTをかごに入れる
- カゴに入れたNFTのページを開き「BUY(購入する)」をタップ
- Metamaskが起動するので、「Confirm」をタップして承認する
- GAS代が表示されるので、同じく支払いを「Confirm」をタップして承認する
- 購入完了
ここもMetamaskが別ブラウザで起動し、2回以上、承認ボタンをタップする必要があります。
最終的に自分のMetamask内に購入したNFTが表示(OpenSeaのマイページでも表示可能)されていれば、OpenSeaでのNFTの購入は完了です。
お疲れ様でした。
OpenSeaでのNFTの購入に関するQ&A
OpenSeaの購入時によく見るQ&Aについて解説します。
- OpenSeaでGAS代が足りず購入できない場合はどうすればいいか?
- OpenSeaでは仮想通貨以外でNFTは購入できるのか?
- OpenSeaでのNFTの購入時の初期費用はどのくらいか?
- OpenSeaでのNFT購入時のGAS代はいくらか?
- OpenSea購入時にGAS代を安くする方法はあるか?
- NFT購入時のセキュリティ対策はどうすればよいか?
- OpenSeaは日本語で使えるのか?
- OpenSeaのオークションパターンで必要な「WETH」はどのように手に入れられるか?
- OpenSeaで購入したNFTの販売方法は?
OpenSeaでGAS代が足りず購入できない場合はどうすればいいか?
OpenSeaでNFTが購入できないパターンの多くが、GAS(ガス)代不足です。
OpenSeaでNFTを購入する際には、少量のGAS(ガス)代が必要です。
そのため、例えば1ETHのNFTを購入するなら、目安として1.5ETHほど、余分にETHをMetamaskに送金(保有)しておくことをおススメします。
GAS代のためのETHが足りない場合は、上で説明した通り、別途ETHをMetamaskに送金する必要があります。
OpenSeaでは仮想通貨以外でNFTは購入できるのか?
OpenSeaでは基本的に仮想通貨以外ではNFTは購入できません。
一方、OpenSeaでのNFT購入をクレカでもできる「Pi」というサービスがあります。
このサービスは、仮想通貨を使わずにクレカでOpenSeaのNFTが購入可能なサービスです。
ただし、追加で5%~15%の手数料が上乗せされるため、購入価格が割高になってしまいます。
ちなみに、仮想通貨が貯まるクレジットカードなら、bitFlyer(ビットフライヤー)クレカがおススメです。
bitFlyer(ビットフライヤー)クレカでは、支払いでBTCが貯まります。
OpenSeaでのNFTの購入時の初期費用はどのくらいか?
OpenSeaでのNFTの初期費用は、ケースバイケースです。
ほとんどのNFTは0.01ETH以上のものが多いので、GAS代も含めると、約2,000円ほどです。
ただし、NFTや購入パターンによって費用は異なるので、OpenSeaのサイトを見ることをおススメします。
OpenSeaでのNFT購入時のGAS代はいくらか?
OpenSeaでのNFT購入時のGAS代は、約500円~2,000円ほどです。
GAS代はNFTの購入金額が高いほど高くなります。
またGAS代は、ETHチェーンのトランザクション数や、トランザクションスピードによって変動します。
ちなみにリアルタイムのGAS代はこちらのサイトで確認できます。

OpenSea購入時にGAS代を安くする方法はあるか?
OpenSeaでNFTを購入する際のGAS代を安くする方法は、以下の2つです。
- GAS代が安い時間帯に決済する
- GAS代の支払いスピードを低速にする
一番簡単なのは「GAS代が安い時間帯に決済する」です。
GAS代はETHのトランザクションで変動するため、時間帯によって価格が変わります。
こちらのサイトでなるべく安い時間帯を探してみましょう。
NFT購入時のセキュリティ対策はどうすればよいか?
OpenSeaでNFTを購入する際には、様々な詐欺リスクがあります。
よくある詐欺被害は、以下の2通りです。
- セキュリティが弱い通信を利用して外部から傍受されて、Metamaskの資産が抜かれる
- OpenSeaの偽サイトに接続してしまい、Metamaskの資産が抜かれる
基本的にはセキュリティ対策が不十分なため、Metamaskの秘密鍵情報が漏洩するなどして、保有していたトークンやNFTが抜かれるパターンが多いです。
これらは完全に防ぐことは難しいですが、NordVPNなどのVPNサービスを使うと、通信を暗号化したり、偽サイトへの接続を避けることができるようになります。
危ない通信やサイトから保有するトークンやNFTを守るために、可能であれば、VPNサービスを使うことをおススメします。
OpenSeaは日本語で使えるのか?
OpenSeaでは日本語機能が実装されています。
OpenSeaのメニュー欄にある「Language」より日本語を選択すると、日本語表記になります。
なお、OpenSeaアプリはまだ日本語未対応ですが、Metamaskアプリを使った日本語対応方法があります。
OpenSeaの日本語機能の詳細はこちらの記事をご覧ください。

OpenSeaで必要な「WETH」はどのように手に入れられるか?
OpenSeaでオークションパターンでNFTを購入するなら「WETH(ラップドイーサ)」が必要です。
「WETH」はERC‐20規格に対応したETHチェーン上のETHであり、通常の仮想通貨ETHとは異なります。
「WETH」はMetamaskに仮想通貨ETHを送付してから、Metamask内のスワップ機能を使えば簡単に手に入ります。
Metamaskを使ったETH→WETHへのスワップ方法はこちらの記事をご覧ください。

OpenSeaで購入したNFTの販売方法は?
OpenSeaで購入したNFTは出品して販売することが可能です。
NFTを保有するMetamaskをOpenSeaにコネクトし、出品の設定をするだけでできます。
なおOpenSeaでの出品方法はこちらの記事をご覧ください。

NFTとは?
画像出典:OpenSea
まずNFTの正式名称は、Non-Fungible Token(非代替性トークン)です。
これはBTCなど仮想通貨(暗号資産)に使われているブロックチェーン技術を使い、デジタル資産などを発行・保存したものであり、その名の通り、代替できない=世界に1つしかないと証明できるデジタル資産です。
例えば、NFTアートとは、そんなNFTの特性をアート作品に組み込んだものです。NFTアートをブロックチェーン上で発行・保存することで、まず非代替性により高い価値が生まれ、またデジタル上で流通や販売が可能となりました。
さらに、アートの世界では偽物が流通する問題がありますが、NFTアートは改ざんが難しいブロックチェーン上で記録されるため、本物の作品だと証明しやすくなりました。
NFTが新たな資産として注目される
ところで、なぜNFTが非常に高値で取引されるケースがうまれているのでしょうか?
NFTがここまで高額取引されるのは、その希少性による価値にあります。
NFTは、ある意味世界に1つしかないモノです。そのため、通常のアート作品と同様の希少性を持つため、その希少性が高いほど、価格も高騰します。
例えば、Coincheck NFTで出品されている「LAND」とは、The sandboxと呼ばれるブロックチェーンのゲームプラットフォームで利用可能な、仮想空間いわゆるメタバースの土地です。
このLANDは、発行数の上限が166,464個と決められているため、高い希少性を持ちます。実は今、Facebookなどが注力するメタバース領域に注目が集まる可能性が高いため、このLANDの価値が高騰しています。
このように、NFTにはその希少性から、資産としての価値を持っているため、世界中でNFTに高い価格が付くケースが起こっているのです。
二次流通で儲かる?NFTの二次流通とは
一方、クリエイターだけでなくコレクターも、NFTマーケットプレイスで購入した商品を、再販(二次流通)することも可能です。
再販した場合、プラットフォーマーに一定の手数料収入が入ることは初回販売と同じですが、二次流通の場合は、元々のクリエイターにも数%の販売収入が発生します。しかも、この二次流通による手数料は、再販されるたびに永続的に発生します。
この二次流通の仕組みは、元々のクリエイターをブロックチェーン技術で証明することが可能となったために実現しており、永続的に収入が入るクリエイターからすると、非常に魅力的な機能です。そのため、NFTマーケットプレイスに参入を発表するクリエイターが最近では増えています。
実際に、アート事業を手掛ける日本企業のシンワワイズは、NFTの二次流通によるクリエイターの収益性向上の特徴を評価しており、2021年夏ごろに独自のNFTマーケットプレイスである「シンワワイズNFT」のサービスリリースを発表しています。

OpenSea以外にNFTが購入可能なNFTマーケットプレイス
NFTが購入できるのは、NFTマーケットプレイスというNFT専用の取引所です。
NFTマーケットプレイスで、NFT購入に必要ななブロックチェーンウォレットと、決済で利用する仮想通貨(暗号資産)があれば、誰でも簡単にNFTを購入することができます。
現在、以下のNFTマーケットプレイスがサービスを提供しています。
【国内】
【海外】
- OpenSea
- Rarible
- SuperRare
- Foundation
- Crypto.com NFT Platform
- NFT SHOWROOM
- KnownOrigin(英)
- Enjin Marketplace
- treasureLand
- BINANCE NFT
NFT自体は2018年頃から注目され始めてきていましたが、多くのNFTマーケットプレイスは、2020年以降にサービスをリリースされています。
日本では、大手仮想通貨(暗号資産)のコインチェック社が提供する「Coincheck NFT」や、中国の大手仮想通貨取引所BINANCEを運営する企業の「BINANCE NFT」など、仮想通貨取引所の運営企業が提供しているサービスもありますが、概ねブロックチェーン事業を手掛ける企業が運営しています。
一方、NFTと相性が良いブロックチェーン事業以外(デジタルコンテンツやアート)の事業を手掛ける企業がNFTマーケットプレイス事業に参入することも発表されており、日本では2021年夏ごろからサービス稼働が本格化するものが多いです。



海外のNFTマーケットプレイスの方が規模は大きい
日本のNFTマーケットプレイスでは物足りず、海外のNFTマーケットプレイスに興味を持っている方もいるかと思います。
NFTマーケットプレイスは海外の方が規模が大きく、NFTコンテンツも非常に豊富です。
例えば、2021年3月には、1枚のNFTアートが75億円で落札されました。
最大手のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaでは、ゲームアイテムだけでなく、NFTアートやコレクション、ドメイン、スポーツなど、日本にはないカテゴリーのコンテンツが多数販売されています。
これらは海外の方がNFTマーケットプレイスの誕生が日本よりも早かったことや、ブロックチェーン事業を営む企業がNFT事業に早くから参入していたことが関係していると考えられます。
日本国内でおススメのNFTマーケットプレイス
最後に日本国内でおススメのNFTマーケットプレイスをご紹介します。
- Coincheck NFT
- miime
日本でおススメのマーケットプレイスは、「Coincheck NFT」と「miime(ミーム)」です。
Coincheck NFTがおススメな理由
- Coincheckの口座があれば、NFTの出品・購入・保管がワンストップで可能
- 出品・購入のネットワーク手数料(GAS代)が無料
- NFTの売買には13種類の暗号資産が利用可能
Coincheck NFTをおススメする理由はは、出品・購入のネットワーク手数料(GAS代)が無料な点です。
NFTネットワークプレイスで取引した際にかかるGAS代の価格高騰がNFT取引で課題となっていますが、Coincheck NFTであればGAS代がかからないことは大きなメリットです。
また、13種類の暗号通貨でも取引可能です。
ただし、OpenSeaなどとは異なり、購入できる商品が限定されています。
まとめ
最後に、本記事をまとめます。
本記事の要点:
・NFTの購入なら、OpenSeaがおススメ
・NFTの購入には、コインチェック等で購入したETHと、Metamaskが必要
・NFT購入時に発生する費用は、1回分のGAS代(約5,000円~1万5,000円ほど)
OpenSeaでNFTを購入するのは意外と簡単なので、欲しいNFTが見つかったら、ぜひ一度買ってみましょう!
またETHの購入のために、コインチェック(Coincheck)の口座も開設しておきましょう。
