Braveは無料版Youtubeプレミアム!?BATがもらえるWeb3.0のブラウザとは?

Braveとは_Web3.0のブラウザ

Web3.0が注目されていますが、一番手っ取り早くWeb3.0を体験する方法があります。

それは、Web3.0のブラウザであるBrave(ブレイブ)を利用することです。

Braveを簡単にでまとめると、

  1. ユーザーのプライバシーを重視しており、
  2. 検索履歴を送信せずに、広告をブロックして、
  3. ブラウザの利用で仮想通貨BATが付与される

といったWebブラウザです。

ネット上では、広告をブロックしてくれるブラウザとして人気があります。

なおブロックする広告はWebブラウザに限らず、YouTube広告もブロックしますし、YoutubePremiumで利用できるYouTubeのバックグラウンド再生(とピクチャインピクチャ)に対応しているので、無料版YoutubePremiumとして注目されています。

なお、Braveで付与されるBATを受け取るには、bitFlyerのアカウントがあると非常に便利です。BraveとbitFlyerのアカウントを紐づけると、bitFlyerのウォレットでBATを受け取ることが可能になります。

そのため、Braveを利用するなら、一緒にbitFlyerのアカウントを作成しておきましょう。

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今回は、Web3.0サービスであり、無料版YoutubePremiumとして注目されているBraveについて解説します。

Braveとは

Brave Browser Screenshot

Braveブラウザ(以下、Brave)は、一言で言えば、プライバシー保護を重視したWebブラウザです。

2022年時点で、MAUが5,000万人を突破しています。

以下の記事によると、Braveは5年連続で12月のMAUが2倍に増加し続けているとされています。

Web3ブラウザ「ブレイブ」、5000万MAUを突破

Braveのサービス一覧

Braveブラウザを運営するBrave Software Incでは、Braveブラウザを中心に様々な機能・サービスを提供しています。

  • Brave Search:完全に独立したインデックスに基づいて構築された、Googleに代わる次世代の検索エンジン。
  • Brave Rewards: Braveのプライベート広告ネットワークから、プライバシー保護されたファーストパーティ広告を表示する広告配信機能。閲覧するだけでBATを獲得できる。
  • Brave Wallet:ブラウザに直接組み込まれた初の安全な仮想通貨ウォレット。資産の購入、保管、送信、スワップはもちろん、NFTおよびマルチチェーンのサポートなど充実した機能を、すべて1つの安全なウォレットで管理可能。
  • Braveファイアウォール + VPN(有料): Braveブラウザ外でも、全てのアプリやデバイス全体でオンライン上のあらゆることを暗号化する機能。また、ローカルサーバーも選択可能。
  • Brave Talk: Webブラウザ上で直接、無制限のプライベートなビデオ通話ができる機能。ZoomとGoogle Meetに代わるサービスとして、プライベートに利用可能。
  • Brave News: パーソナライズされたニュースフィード。何百もの主要なニュースアウトレットやコンテンツプロバイダーから、お使いのブラウザに直接情報を配信される。
  • Brave Playlist:お気に入りのコンテンツのプレイリストをブラウザ上で作成。

Bravaと他のブラウザとの違い

Braveは、ユーザーの検索履歴を収集して広告配信に利用する、GoogleChromeなどとは異なり、徹底的にユーザーのプライバシー保護に重点を置いたブラウザです。

以下は、Braveのサイトに掲載されているBraveと他ブラウザとの比較表です。

一覧表に記載されている通り、Braveはユーザー情報をむやみに収集することはせず、クッキーをブロックするなど、プライバシーに最大限配慮した仕様となっています。

Braveのメリット

Braveのメリットは、以下の7点です。

  1. Web広告をブロックできる
  2. プライバシーが保護される
  3. 仮想通貨BATが貰える
  4. バックグラウンド再生ができる無料版YoutubePremiumとして使える
  5. 通信量が節約され、通信速度が速くなる
  6. FireWall+VPNが使える
  7. Tor(トーア)が使える

Web広告をブロックできる

Braveの一番の強みは、広告がブロックできることです。

実際にBraveでYahooJapanを閲覧してみると、Chrome検索時に表示されていた広告が非表示になりました。

また、BraveでYouTubeを再生すると、再生中の広告が全く表示されなくなりました。

BraveのWeb上の広告をブロックするアドブロック機能が非常に強力なため、ほとんどの広告をブロックすることが可能です。

プライバシーが保護される

Braveブラウザとは_BraveSearchの仕組み

Braveは、ユーザーの検索履歴を外部に送信することはありません。

Chrome、iOS、Bingなどのブラウザでは、ユーザの検索履歴を収集し、履歴からユーザの趣味嗜好などを分析したうえで、最適な広告を配信する仕組みを使っています。

しかし、Braveで利用されている検索エンジン「Brave Search」は、ユーザーの検索履歴を全て端末のブラウザ内に保管するため、検索履歴が外部に出ることがなく、プライバシーが保護されます。

実際に、GoogleChromeとDuckDuckGoの比較によると、Braveブラウザの方がよりプライバシー保護が強いことが分かります。

仮想通貨BATが貰える

Brave_BAT

Braveブラウザで検索すると、仮想通貨BAT(ベーシックアテンション)が付与されます。

Braveブラウザを使ってBATが付与されるのは、「Braveプライベート広告」を閲覧した時です。Braveプライベート広告とは、Braveブラウザ内でのみ取り扱う検索履歴を元に、Brave専用の広告ネットワーク上で配信される広告です。

なお、Brave RewardsをONにして広告を閲覧した場合、広告主が支払う広告費用の70%をBTAで受け取ることができます。

※Braveプライベート広告は、自由にON/OFFの設定が可能ですが、OFFにするとBATは付与されなくなります。

Brave_bitflyer

なお、付与されたBATは、BATWalletとbitFlyerのアカウントを紐づけることで、bitFlyer上で取引もしくは現金化することが可能です。

Braveで広告を閲覧してBATを受け取る際、bitFlyer連携を済ませていると、広告閲覧から得たBATは、支払い日(通常は毎月5日)に直接あなたのbitFlyerアカウントに振り込まれることとなっています。

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YoutubePremiumのようにバックグラウンド再生ができる

Brave_YouTube Premium

アプリ版のBraveは、バックグラウンド再生(とピクチャインピクチャ)に対応しています。

そのため、YoutubePremiumに登録しなくても、YouTubeをバックグラウンド再生することが可能です。YouTube広告もブロックするので、無料版YoutubePremiumとして使うことが可能です。

ネット上では、YoutubePremiumを利用していた人が、Braveを使い始めたという投稿が見られました。

なお、Braveでバックグラウンド再生をするためには、以下の設定が必要です。

  1. Brave「設定」を開く
  2. 一般>「音声のバックグラウンド再生を有効にする」をアクティブにする

上記の設定をすると、Braveを閉じると自動的にバックグラウンド再生が実施されます。

※たまに、バックグラウンド再生がうまくいかない(ピクチャインピクチャにならない)場合もあるので、その際は、全画面にしてからアプリを落としてみてください。

通信量が節約され通信速度が速くなる

広告がブロックされるBraveは、利用する通信量が節約されるため、通信速度がより速くなります。

実際に角川アスキー総合研究所が実施した調査によると、ブラウザの通信の中身のうち、約4割が広告が占めているとされているようです。

Brave_通信速度

一方、広告をブロックするBraveは、広告分の通信が節約されるため、通常のブラウザ等と比較すると、通信速度が速くなります。

実際に、Braveの通信速度は広告を配信するChromeの3倍となっているようです。

Brave_通信速度

なお、角川アスキー総合研究所による主要コンテンツサイトの表示速度の調査において、Braveが最速となっています。

FireWall+VPNサービスが使える

Braveブラウザでは、検索履歴のプライバシー保護のほかに、安全な通信を確立するFireWallと、通信の内容を暗号化するVPNを合わせた、「Brave Firewall + VPN」を提供しています。

FireWall(ファイヤーウォール)とは、外部からの不正なアクセスなどを遮断する機能です。

VPN(バーチャルプライベートネットワーク)とは、ネットの通信上に専用のネットワークを構築し暗号化すること、外部から通信内容を傍受されることを防ぐ技術です。

なお、FireWall+VPNは有料版です。Braveブラウザ・アプリの設定画面のから申込可能です。

  • 月額:1,080円
  • 年額:1,0800円(月額より17%OFF)

Tor(トーア)が使える

Tor(トーア)とは、世界中で利用されている匿名通信システムです。Tor(The Onion Router)の略称は、たまねぎのように幾重にも層を重ねて暗号化を施し、接続経路を匿名化するところから命名されています。

なおTorは、Chromeなどの通常のブラウザでは検索でヒットしない、いわゆるダークウェブにアクセスする手段として有名です。

実はBraveにはTorによるプライベート接続機能があり、Torのシステムを利用してインターネットにアクセスすることができます(※間接的にTor接続)。このTorによるプライベートアクセスを利用すると、訪問するサイトにあなたのIPアドレスが知られたり、サイトがパッシブネットワークオブザーバーに閲覧されることがなくなります。

BraveでTorに接続する方法は、以下の通りです。

  1. Braveを起動し、メニューバーをタップ
  2. 「Torで新しいプライベートウィンドウを開く」をタップ
  3. 新ウィンドウ起動後、「Torの接続が完了しました」と表示されれば接続完了

ただし、アクセスが遅延したり、一部のウェブサイトのレイアウトが崩れたりする可能性があります。

Braveブラウザのデメリット

  1. 完全には広告をブロックできない
  2. 付与されるBATの量が少ない

完全には広告をブロックできない

Braveを使っていて分かったことですが、いくつかの広告はブロックできませんでした。

日本のサイトでは問題ありませんが、特に海外のサイトでたまに広告がブロックできない状況がありました。

いずれにせよ、ほとんどの広告はブロックできるため、そこまで大きな問題ではないかと思います。

付与されるBATの量が少ない

「Braveブラウザを使えば儲かるのか?」といった検索ワードを見かけましたが、結論から言えば、Braveブラウザで検索をしても、あまり儲かりません。

その理由は、Brave RewardsをONにして付与されるBATがそこまで多いわけではないからです。

実際に1ヶ月使ってみて貯まったBATは、日本円で約30円ほどでした。

付与されるBATが増えることはなさそうですが、今後BATが値上がりする可能性もあります。

Braveブラウザのように無料のWeb3.0のサービス一覧

Brave_Web3.0のサービス

Braveだけでなく、無料で使えるWeb3.0のサービスがリリースされています。

以下は、「Why the Web 3.0 Matters and you should know about it」で紹介された、Web2.0とWeb3.0サービスの比較表です。

サービス形態Web2.0Web3.0
ブラウザChromeBrave
ストレージDropbox,GoogleDriveStorj,IPFS
ビデオ電話SkypeExperty
OSiOS,AndroidEssentia.one,EOS
SNSfacebook,TwitterSteemit,Akasha
メッセージWhatsAPP,WechatStatus
スキルシェアupworkEthlance

Storj

Brave_Web3.0のサービス

Stoj(ストージ)ストージは非中央集権型のクラウドデータサービスです。

GoogleDrive等の従来のクライドサービスとは異なり、ファイルは大規模なデータセンターではなく、暗号化されたうえで、分散的なグローバルクラウドネットワークであるDCS (Decentralized Cloud Storage))上に保存されます。

保存するデータは80個のファイルに分割され、強力な暗号化プロトコル(AES-256)で暗号化されたうえ、全世界84か国に点在する約10,000個のノードに分散して保存されます。その後、利用時に所有者のみがアクセスした際に、データが復元される仕組みです。

IPFS

Brave_Web3.0_IPFS

IPFS(InterPlanetary File System)は、Web上で利用されるピアツーピアハイパーメディアプロトコルです。IPFSネットワークにあるノードによって形成された分散ファイルシステムを利用します。

例えば、httpのような既存プロトコルによる動画のダウンロードでは、ファイルサーバーや通信のコストが高くなりがちですが、IPFSは分散化されたファイルシステムであるため、動画をP2Pで高速にダウンロードでき、既存の通信プロトコルと比較して、約60%のコスト削減につながるとしています。

Experty

Brave_web3.0_experty

Expertyは、世界中にいる特定の専門知識を持っている人と、その領域に関して情報を収集したいユーザーをつなぐサービスです。簡単に言えなば、Yahoo知恵袋のWeb3.0版のようなサービスです。

特定の分野に関するスレッドが立つと、同じ領域の専門家などが関連する情報を次々に書き足していきます。Yahoo知恵袋と異なる点は、投稿するユーザは一定の専門的知識を保有する人物として、プロファイルなどが公開されている点であり、あくまで専門家の知識の集合体であることを目指していることです。

なお、コミュニティ内トークンとして、EWT(Experty Wisdom Token)を発行しています。

Steemit

Brave_web3.0_steemit

Steemitは、ブロックチェーンデータベースSteem上でブログやソーシャル・ネットワークを展開するソーシャルニュースサービスです。

ブロックチェーン関連の記事を投稿したり、他人が書いた投稿された記事を評価すると、STEEMという独自トークンが付与されます。

status

Brave_web3.0_status

Statusは、ETHのブロックチェーンを利用した、P2Pテクノロジーを実装したメッセージングアプリです。

メッセージ機能、ブラウザ機能、送金機能を3つ併せ持つ、いわゆるスーパーアプリです。

Ethlance

brave_web3.0_Ethlance

Ethlanceは、クラウドアウトソーシングのランサーズのWeb3.0版のようなサービスです。

報酬がETHで支払われるのが特徴です。

Braveのまとめ

Braveは、今後も新機能のリリースなど予定しています。

Braveは、おそらくもっとも最速でWeb3.0を体験できるサービスす。

そのため、Web3.0に触れてみるなら、Braveを利用してみましょう。

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