OpenseaでNFT同士の取引機能(Make a Deal)をリリースしました。
これはNFTホルダー同士が、NFT自体を交換(トレード)する機能です。
取引機能を使用すると、別のユーザーの NFT と引き換えに 1 つ以上の NFT を提供できます。
オファーの一部に一部の WETH を含めることもできます。
機能の利用開始に必要なのは、取引したい人のウォレットアドレス、ENS 名、または OpenSea ユーザー名のみです。
オファーと同様に、取引を承諾したユーザーはガス代を支払います。現時点では、取引トランザクションに OpenSea 手数料やクリエイター収益は含まれません。
ERC-721 ユーザーのプロフィールに表示される (非表示ではない) バッジ付きコレクションの NFT が取引の対象となります。
出典:Opensea
【使い方】OpenseaでNFT同士の取引機能の利用方法
「DEAL」機能の使い方は、次のとおりです。
- 最初の取引を行うには、プロフィールアイコンにカーソルを合わせ、[取引する] を選択します。
- 取引を行いたい相手のユーザー名、ENS 名、またはウォレットアドレスを入力します。
- 相手の対象アイテムを閲覧し、取引で受け取りたいアイテム (最大アイテム数30点) を選択します。
- [次へ] をクリックします。
- 収集したアイテムを参照し、取引で送信を提案するアイテムを選択します。
- (オプション) 取引の一部として譲渡を提案する WETH を追加します。
- [次へ] をクリックします。
- 提案された取引を確認し、[取引を送信]をクリックします。取引に署名する前にコレクションの承認を求められる場合があります。
【補足】
- 取引が送信されると、画面下に確認メッセージが表示されます。
- アクティブな取引はすべて、プロフィールの [取引] タブで確認できます。
- 提案された取引はキャンセルできますが、ガス代が必要になります
【検証】OpenseaでNFT同士の取引機能を使っての感想
正直あまり使い勝手が良い機能とは思えませんでした。
以下、理由を述べます。
- 検索ボックスで自分が交換したいNFTを探すのが結構大変
- お互いにオファーを受け入れないと取引が成立しないため時間がかかる
- オファー期限は最短30分から最大7日間で設定できるので取引期間は柔軟性が高い
- 提案がキャンセルされた時でもGAS代が発生するのは印象としてはよくない
- 取引にWETHが必要なので準備がちょっと手間