仮想通貨ワールドコイン(Worldcoin・WLD)とは、OpenAIのSam Altman氏と量子情報科学と機械学習の専門家であるAlex Blania氏によって共同設立されたのがプロジェクトの仮想通貨です。
Worldcoinは国や背景に関係なく、誰もがグローバル経済に参加できる状況を目指しており、すべての人が受け入れられ、利益を享受できるような経済の未来を実現することを掲げています。具体的にはWorldcoin保有者にベーシックインカムのような仕組みを導入することを検討しているようです。
Worldcoinは2023年7月24日に大手仮想通貨取引所のBINANCEやBybitで上場しました。
上場初日には+600%の価格高騰を見せるなど、直近のトークン上場の中ではかなり高騰した銘柄でした。
本記事では仮想通貨Worldcoinの概要と、将来性、さらに購入方法を解説します。
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- 仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)とは
- ワールドコイン(WorldCoin)の特徴
- 仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)の将来性は高い
- ワールドコイン(WorldCoin)プロジェクトへの参加方法
- 仮想通貨ワールドコインに関する批判・リスク
- 仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)はいくら
- 仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)が買える取引所はどこ
- 仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)の買い方/購入方法
- 仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)に投資してみた
- 仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)に関するよくある質問
仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)とは
トークン名 | ワールドコイン/Worldcoin |
ティッカー | WLD |
設立時期 | 2020年 |
上場日 | 2023年7月24日 |
運営者 | Worldcoin Foundation |
Worldcoinの 公式サイトによると、Worldcoin を支援する個人やグループは、Worldcoin の目標達成を支援するために協力するツールを作成しています。これらは次のもので構成されます。
- World ID は、個人の明確な人格の確立など、アイデンティティに基づく数多くの重要な問題への対処を支援するために作成された、プライバシーを保護するデジタル ID です。
- Worldcoin Token は、有用性と将来のガバナンスの可能性の両方を目的として、個人に制限なく世界中に配布された最初のトークンです。
- World プログラムと呼ばれる完全なセルフカストディアル プログラムでは、Worldcoin トークン、デジタル資産、ステーブルコイン、および従来の通貨を利用した国際的な支払い、購入、送金が可能です。
アルトマン氏とワールドコインを共同設立したアレックス・ブラニア氏は、 AIの時代において、人物が本物であることを証明する必要性は「もはや深刻な議論の主題ではない」と述べ、ワールドコインはこの問題に対処する「プライバシー優先で分散型かつ最大限包括的な」方法を構築したいと付け加えています。
Worldcoin は、理論的にはレイヤー 2 ネットワークを利用して、イーサリアムのベースレイヤー上で実行されます。オプティミスティック ロールアップは、スケーラビリティに対処するために使用されます。基礎となるコインはイーサリアム ERC-20 標準に従っています。これにより、現在のさまざまなツールやサービスと相互運用できるようになります。
【参考記事】
ワールドコイン(WorldCoin)の特徴
ChatGPTの運営のサム・アルトマン氏が主導
Worldcoinプロジェクトは、あのChatGPT運営のOpenAIの創業者であるサム・アルトマン氏が主導しています。
アルトマン氏は、ワールドコインのプラットフォームが正式に開始された今、20億人のユーザーがワールドコインに登録できるようにしたいと述べています。
Worldcoin の Web サイトによると、追加の場所でもオーブオペレーターを積極的に採用しており、2,000 個のオーブが製造されたとのことです。
the goal is simple: a global financial and identity network based on proof of personhood. this feels especially important in the AI era.
i’m hopeful worldcoin can contribute to conversations about how we share access, benefits, and governance of future AI systems.
— Sam Altman (@sama) July 24, 2023
目標はシンプルだ。人称の証明に基づくグローバルな金融とアイデンティティのネットワークだ。これはAI時代には特に重要だと感じる。 ワールドコインが、将来のAIシステムへのアクセス、利益、ガバナンスをどのように共有するかについての会話に貢献できることを期待している。
出典:Twitter
個人が独自の IrisHash と暗号ウォレットを受け取ると、「World ID」またはデジタル パスポートを受け取ります。
このデジタルパスポートを持った人々が投票したり、ヘルスケアやフードバンクなどの基本的なサービスにアクセスしたりできるようになるようです。
すでにワールドコインはスーダン、チリ、インドネシアなどの国でオーブのテストを実施しており、同社のワールドアプリは80カ国以上で利用できるようになるといわれています。
Worldcoinプロジェクトの公式サイトでも、サム・アルトマン氏が本プロジェクトに対する考えを表明しています。
3年以上前に私たちはWorldcoinを創設し、新たなアイデンティティと金融ネットワークを誰もが所有することを目指してきました。そして今日、その展開が始まります。成功すれば、Worldcoinは経済的な機会を劇的に増加させ、オンライン上で人間とAIを区別する信頼性のある解決策をプライバシーを保護しながらスケールさせ、グローバルな民主的プロセスを可能にし、最終的にはAI資金によるユニバーサルベーシックインカム(UBI)の潜在的な道筋を示すことができると信じています。
Worldcoinには、プライバシーを保護するデジタルアイデンティティ(World ID)と、法律に準じた場合には単純に人間であることを証明するだけで受け取れるデジタル通貨(WLD)が含まれています。私たちは、米国などルールが明確でない場所では、さらに多くの人々が両方の恩恵を受けられるようになることを願っています。
World Appをダウンロードし、最初のプロトコル互換のウォレットを取得し、あなたのシェアを確保できます。Orbと呼ばれる生体認証デバイスを訪れると、World IDを受け取ることができます。これにより、オンライン上であなたが実在する個人であることを証明できると同時に、完全なプライバシーを保持することができます。Orbのグローバルな配布が進行中のため、最寄りの場所を見つけ、World Appまたはworldcoin.orgで認証を予約できます。
Worldcoinは、グローバルスケールの調整を試みるものであり、その道のりは困難で結果は不確実です。しかし、将来の技術的な繁栄を広く共有する新しい方法を見つけることは、私たちの時代の重要な課題です。皆さんにも参加していただけることを願っています。
アレックス・ブラニア&サム・アルトマン
ユニバーサルベーシックインカム(UBI)の実証実験
Worldcoinプロジェクトでは、固有IDを保有するユーザーに対して、仮想通貨ワールドコインを付与することでのベーシックインカム的な取り組みも検討しているようです。
これは全世界のID保有者に対して実施される可能性があるため、特定の地域ではない、ユニバーサルベーシックインカム(UBI)への実証実験として注目されています。
トークンの独特な配布方法
Worldcoinプロジェクトの中心となるのは、目をスキャンする「オーブ」です。これは直接使用する必要があり、ユーザーにボットではなく本物の人間であることを確認するための固有のデジタル ID を提供します。
ユーザーが身元を確認すると使用できる暗号通貨(Worldcoin とも呼ばれる)と、ユーザーが暗号通貨で支払い、購入、送金を行うことができるアプリや、その他のデジタル資産も、プロジェクトの重要な部分です。ベータ期間中に200万人以上のユーザーを集めたワールドコインは月曜日、20カ国の35都市で眼球スキャン事業を強化すると発表されました。
仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)の将来性は高い
AI時代を見据えた仮想通貨銘柄として注目
仮想通貨ワールドコインはWorldcoinプロジェクトのトークンであり、このプロジェクトの推進者はChatGPTの運営企業OpenAIの創業者であるサム・アルトマン氏です。
サム・アルトマン氏はAI革命の先駆者として知名度が高いですが、それに伴う形で仮想通貨ワールドコインもAI銘柄として注目される可能性が高いです。そのため、AI領域の注目に伴い、仮想通貨ワールドコインの価格が上昇する可能性は高いでしょう。
他にも今注目すべきAI銘柄には、「CryptoGPT」などがあります。
過去多額の資金調達に成功した実績あり
Worldcoin の最新の資金調達イベントには、有名なWeb3投資家が参加しています。
- a16z crypto
- Bain Capital Crypto
- Distributed Global
特に「a16z crypto」は業界では有名な投資家であり、過去a16z cryptoが投資したプロジェクトの多くが上場時に価格が高騰したケースがたくさんあります。
そのため、a16z cryptoが投資しているだけでもかなり有望なプロジェクトといえるでしょう。
ワールドコイン(WorldCoin)プロジェクトへの参加方法
仮想通貨ワールドコインを獲得する方法として、Worldcoinプロジェクトに参加することが挙げられます。
Worldcoinプロジェクトに参加する方法は、以下の通りです。
残念なら2023年7月時点では、日本国内にオーブの設置場所はありません。
ただ今後日本でもオーブが設置される可能性はありそうです。
仮想通貨ワールドコインに関する批判・リスク
数年前に非公式に発足して以来、Worldcoin プロジェクトにはそれなりの批判がありました。
主な懸念は、ユーザーの身元を確認するための生体認証データ (目のスキャン) の使用であり、特にそのようなデータの収集、保存、使用に伴うプライバシーリスクを中心に展開しています。
暗号通貨やその他の分散型ネットワークを支える技術であるブロックチェーンの主な用途が個人の身元を不明瞭にすることであることを考えると、そのような個人的かつ正確な方法で個人を識別するためにワールドコインが使用されるという前提そのものに同意しない人もいます。
いちおう、Worldcoin の Web サイトによると、Orb が保存する唯一のデータは、個人を識別するために生成される一連の番号である「IrisHash」のみで、Orb には生体認証データは保存されず、オーブによって収集された画像は、登録者から明示的に要求されない限り、直ちに削除される仕様となっているようです。
仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)はいくら
上場当時、仮想通貨ワールドコインは、上場初日で最高値でとして1WLD=468円を付けました。
初日で価格が+600%も上昇していました。
執筆時点(2023年7月25日)では、1WLD=312円になっています。
※最新価格はこちら
仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)が買える取引所はどこ
仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)が買える取引所は、Binance、Bybit、OKX、Kucoinなどの取引所です。
- Binance
- Bybit
- OKX
- Kucoin、など
残念ながら2023年7月時点では、国内取引所に仮想通貨ワールドコインは上場していません。
仮想通貨ワールドコインは、上場初日にBybitで+600%の価格上昇を見せるなど非常に注目された銘柄です。
仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)を買うならBybitがおススメ
仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)を日本国内で買うなら、Bybitがおススメです。
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仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)の買い方/購入方法
国内で仮想通貨ワールドコインを購入する方法は、以下の2通りです。
- 国内取引所で仮想通貨を送金してbybitで購入するパターン
- 海外取引所にクレカで入金してbybitで購入するパターン
国内取引所で仮想通貨を送金してbybitで購入するパターン
まずは国内取引所で仮想通貨XRPを準備します。
XRPを利用する理由は、送金手数料が安く早く着金するためです。
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DMM Bitcoinなどの国内取引所で仮想通貨XRPを購入する
まずは国内取引所で仮想通貨XRPを購入します。
仮想通貨XRPは送金手数料が低く、送金スピードも速いです。
そのため、仮想通貨WLDを買うために、海外取引所へ仮想通貨を送金するなら、仮想通貨XRPを使いましょう。
bybitの口座受け取り口座をコピーする
bybitの受け取り用口座を準備します。
bybitを開き一番右下の「資産(ウォレット)」>「入金」>「XRP」と入力>ウォレットアドレスをコピーします。
この時にネットワークなどはいじらず、そのまま表示されたQRコードかウォレットアドレスを利用してください。
DMM BitcoinからbybitにXRPを送金する
DMM Bitcoinの送金機能から、bybitに送金します。
コピーしたbybitのウォレットアドレスをペーストして、送金申請をしてください。
送金申請してから、bybitには数分で着金します。
bybitでXRPをUSDTにConvert(コンバート)する
bybitにXRPを送金すると、現物アカウントに入金されます。
「資産」>「現物アカウント」>「変換」をタップしてXRPをUSDTに変換します。
- 振替元口座:XRP
- 振替先口座:USDT
と設定し、「変換」をタップすると、XRPがUSDTに変換されます。
WLD/USDT(現物)でWLDを購入する
メニューバーの「チャート」を開き、検索バーで「WLD」と入力します。
その中で「WLD/USDT(現物)」をタップします。
「買い」「指値or成り行き注文」「購入数量」を入力して「WLDを買い」を選択します。
購入が完了すると、現物資産に仮想通貨WLDが追加されます。
なお、レバレッジを聞かせたFX取引をする場合は、「WLD/USDT(USDT無期限契約)」をタップします。
海外取引所にクレカで入金して購入するパターン
国内取引所からの送金がめんどうな場合は、Bybitに直接クレカで入金する方法がおススメです。
Bybitでの詳しいクレカでの入金方法はこちらをご覧下さい。
Bybitのクレカ入金でおススメのクレカは、VISAブランドのエポスカードです。
筆者はBybitの入金時はいつもVISAブランドのエポスカードを利用していますが、これまでに入金が失敗したことはありません。
またクレカの入金は即時なので、すぐに入金されます。
エポスカードは基本年会費無料で、審査も通りやすいカードです。
国内取引所からの送金作業は面倒なので、エポスカードの通常カードをサクッと発行しておき、急ぎ入金したい時に備えておきましょう。
仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)に投資してみた
2023年7月24日にBybitに上場し、価格は310円付近を推移しています。
なお上場直後は、現物が+600%と価格が急上昇していました。
筆者も仮想通貨ワールドコインに投資してみました。
注目銘柄の上場時の価格の高騰はよくあることなので、価格が落ち着くところを狙ったレバレッジ取引(ショート)をしました。
レバレッジは10倍と抑えてありましたが、結果的に+96%の成績を出すことができました。
レバレッジ取引は、高いレバレッジにするとかなりリスクが高くなるので注意が必要です。
仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)に関するよくある質問
仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)が上場した取引所はどこですか
仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)が上場した取引所は以下の取引所です。
- Binance
- Bybit
- OKX
- KuCoin
2023年7月時点で仮想通貨ワールドコインは国内取引所には上場していません。
仮想通貨ワールドコインを購入するなら、Bybitがおススメです。
結論から言えば、仮想通貨ワールドコインを買うなら、Bybitがおススメです。
【Bybitをおススメする理由】
- 安心の日本語表記
- OKXやBinanceと異なり、KYC不要でも利用可能
- 現物だけでなく最大75倍までのレバレッジ(証拠金)取引が可能
- 国内取引所よりも手数料が安い
- 1,500円からで、クレカ入金にも対応
なお本サイト限定で、以下の紹介コード利用&100ドル入金で、誰でも10USDT獲得ができます!
- 紹介コード:26932
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仮想通貨ワールドコイン(WorldCoin・WLD)のオーブは日本にありますか
仮想通貨ワールドコインは、日本国内でももらうことが可能です。
2023年8月13日時点で日本国内でOrb(オーブ)の登録ができる場所は、以下の3か所です。
- SingularityTokyo(東京/渋谷)
- EDGE off(東京/恵比寿)
- NOX Gallery Tomigaya(東京/代々木八幡)
なお、過去Orbの登録ができた以下の場所はOrbの登録はできません。
- NOX Gallery Ebisu(東京/渋谷)
- 東京タワー付近(東京/芝公園)
- Crypto Lounge GOX(東京/東新宿)
各場所で光彩認証するには、公式ページまたは専用アプリから場所を選択して予約する必要があります。
ただし予約をしないと、光彩認証はできないので注意してください。