仮想通貨Solana(コスモス/ATOM)は、非常に高速な処理スピードを誇る、Solanaブロックチェーンのトークンです。
Solanaのプロトコルは、分散型アプリケーションの開発ように設計されています。
そのため、分散型のブロックチェーンとして知名度が高い、市場規模第2位のETH(イーサリアム)に代わる銘柄として注目されており、仮想通貨界隈では「イーサリアムキラー」と呼ばれています。
そんなSolanaは、その非常に高い期待値から、2021年には価格がなんと80倍になった銘柄です。
期間(2021年) | 1月 | 11月(最高値) |
価格 | 3.7ドル | 236.47ドル |
画像引用:Coinmarketcap
Solanaは、2021年に価格の急上昇を遂げた銘柄ですが、今注目されているdAppsや、DeFi、NFTなどの注目領域の拡大に合わせ、更なる価格上昇が見込まれる銘柄でもあります。
では、先に本記事のポイントをまとめます。
【本記事のポイント】
- 「イーサリアムキラー」として今後も価格が上昇する可能性が高い
- DeFiやNFT領域のプロジェクトが多数進行しており、価格上昇のイベントが多い
- 「SolanaPay」で決済領域にも参入しており、今後のビジネス拡大への期待が大きい
- ブロックチェーンウォレットで誰でもステーキングができる
- 日本国内でSOLが買えるのは、Liquid by FTXだけ
今回はSolanaについて知りたい方向けに、Solanaの特徴、将来性、さらにSolanaの購入方法を解説します。
ちなみにSolanaを買うなら、 Liquid by FTX(リキッド)がおススメです。
Liquid by FTXは、日本国内で唯一Solanaを取り扱っている取引所です。
元々Liquid by Quoineという、Quoine(コイン)社が運営する取引所でしたが、2022年にバハマを本拠に置く世界最大級の仮想通貨取引所である「FTX」に買収され、Liquid by Quoineに名称が変更になりました。
日本国内でSolanaが買えるのは、Liquid by FTXのみですので、口座を開設しておきましょう!
仮想通貨Solana(ソラナ/SOL)とは
種別 | 概要 |
発行上限枚数 | 4億8900万枚 |
発行済み枚数 | 2億6000万枚(2022年1月) |
ブロックチェーンプロトコル | プルーフオブヒストリー(PoH)コンセンサス |
仮想通貨Solana(ソラナ/SOL)は、分散型金融「DeFi」のソリューションを提供するために、開発されたオープンソースプロジェクトで発行されるネイティブトークンです。
Solanaのエコシステム上では、すでに262以上のプロジェクトの開発や運営が進んでおり、さらにエコシステム上では約1480億ドル(約15兆円)のデジタル資産が流通しています。
Solanaを運営しているのはスイスのジュネーブに本社を置く、Solana Foundation(ソラナ財団)であり、2017年に同財団によって設立されました。
Solanaブロックチェーンの開発者は、元DropboxのエンジニアであるAnatoly Yakovenko氏です。同氏は知り合いのエンジニアとともに、SolanaLabsというプロジェクトを設立し、2020年にはソラナプロトコルとSOLトークンを一般にリリースしました。
なお、2022年1月時点でのSolanaの発行枚数は、2億6000万枚です。Solanaの発行枚数上限は、4億8900万枚枚と決まっていますので、約6割近くがすでに発行されています。
仮想通貨Solana(ソラナ/SOL)の特徴
仮想通貨Solanaの特徴は、以下の3つです。
- 高速なトランザクション処理スピードを誇る
- 圧倒的に低いトランザクション手数料の低さ
- DeFi領域において様々なプロジェクト実績を誇る
高速なトランザクション処理スピードを誇る
Solanaは、プルーフオブステーク(PoS)と、プルーフオブヒストリー(PoH)を組み合わせた、ハイブリッドコンセンサスアルゴリズムを採用しています。
- プルーフオブステーク(PoS):対象トークンの保有量によってマイニング(トランザクション処理)を行うプロトコル。電力消費が激しいプルーフオブワーク(PoW)の代わりに多くのブロックチェーンで採用されている。
- プルーフオブヒストリー(PoH):トランザクション処理が実施される前後に、トランザクションが正しいことを証明するスタンプをスグに発行するプロトコル。トランザクション前後にスタンプを発行するため、高速処理が実現できる。
PoSのメリットとPoHという独自のアルゴリズムを両立した、ハイブリッドコンセンサスアルゴリズムによって、Solanaは高速のトランザクション処理スピードを実現します。
実際に、BTCやETHの1件当たりのトランザクション処理スピードを数値で比較してみると、そのスピードは歴然です。
BTCやETHにブロックチェーンは、1秒間に数件のトランザクションしか処理できない一方、Solanaは1秒間になんと最大50,000件ものトランザクションを処理可能となっています。
ブロックチェーン | 処理速度/秒 |
BTC | 7件 |
ETH | 14件 |
Solana | 2,000~50,000件 |
特に分散型金融(DeFi)の領域において、主要なブロックチェーンであるETHよりも早い処理スピードを誇るため、「イーサリアムキラー」と呼ばれ、仮想通貨業界ではETHに代わるブロックチェーンとして注目されています。
また、Solanaは、パイプラインインフラストラクチャとCloudbreakプロトコルにより、メインチェーンとは別にネットワークを構築するレイヤー2ソリューションに依存する必要がなく、Solanaのブロックチェーンのみでスケーラビリティ問題に対処することが可能となっています。
圧倒的なトランザクション手数料の低さ
Solanaの1トランザクション当たりのコストは、0.00025ドル(約0.02円)となっています。
このトランザクション当たりの手数料も、BTCやETHのコストと比較すると、Solanaが圧倒的に安いことが分かります。
ブロックチェーン | トランザクション手数料 |
BTC | 1.78ドル~62ドル(約178円~6,200円) |
ETH | 1.59ドル~70ドル(約160~7000円) |
Solana | 0.00025ドル(約0.02円) |
DeFi領域において様々なプロジェクト実績を誇る
2021年にSolanaが注目された理由に、分散型金融「DeFi」領域の拡大があります。DeFiとは、中央管理者を必要とせずに、スマートコントラクトなどで自動的に金融サービスを実現できるサービスを指します。
Solanaは、その高いトランザクションの処理スピードと、レイヤー2に依存せずにスケーラビリティ問題に対処できることから、DeFiのサービスと非常に相性が良いため、様々なDeFiプロジェクトがSolanaのブロックチェーン上で開発されています。
例えば、O3Swap、Arweave、SolStarter、Oxygenなどの多くの主要なDeFiプロジェクトが、Solanaのブロックチェーン上で開発されました。また、DEX(分散型取引所)として知名度が高い「OpenOcean」もSolanaプラットフォームに統合されました。
2021年初頭に注目され始めたDeFiですが、今後も更なる成長が期待されています。それに伴い、Solanaへの期待値も高まるとされています。
仮想通貨Solanaの価格上昇の理由
画像出典:coinmarketcap
2021年中に、Solanaには大きく2回の価格上昇のイベントが起こっています。
その価格急上昇の要因は、主に以下の2つだとされています。
- dAppsプロジェクトの増加
- NFTへの資金流入
dAppsプロジェクトの増加
2021年6~7月は、仮想通貨業界でも「dApps(分散型アプリケーション)」に注目が集まった時期です。
Solanaのブロックチェーン上でも、dApps関連のプロジェクトが増加したため、Solanaブロックチェーンに対する期待値が高まり、価格の上昇につながったと考えられます。
NFTへの資金流入
2021年9月頃は、NFT(非代替性トークン)への資金流入が盛んになって時期です。
例えば、2021年8月~9月にかけて、大手NFTマーケットプレイス「OpenSea」のユーザー数は、数倍になるなど、NFT領域への資金流入が活発になりました。
Solanaのプロジェクトの中にも、NFT関連のプロジェクトが開発されるなど、NFT領域の高まりを受けて、SOLの価格が上昇したと考えられます。
仮想通貨Solanaの将来性は高いのか
結論から言えば、仮想通貨Solanaの将来性は非常に高いといえます。
その理由は主に、以下の3つです。
- DeFi関連プロジェクトの拡大
- 「STEPN」のアップデート
- SolanaPayによる決済領域への参入
- Web3.0関連プロジェクトの拡大
DeFiプロジェクトの拡大
Solanaは、その高速なトランザクション処理能力から、DeFi関連のプロジェクトが多数開発されています。
- Orca
- Saber
- Serum
- Drift Protocol
- Raydium
- Mango
STEPNのアップデート
2022年1月頃から、ネット上で「Move to earn(動いて稼ぐ)」として、動くことで仮想通貨が稼げる「STEPN」が注目されるようになりました。
STEPNは、ランニングシューズのデザインをしたNFTを購入し、スマホを持って移動することで、移動した分、仮想通貨が付与されるサービスです。
実はこのSTEPNは、Solanaブロックチェーン上で開発されており、SolanaのNFT関連プロジェクトの中でも非常に有望です。
STEPNでは、公式サイトにある通り、以下のスケジュールでアップデートを予定しています。
これらのアップデートの実施時期に近づくと、SOLの価格が上昇する可能性があります。
なおSolanaでは、他にもNFTマーケットプレイスのプロジェクト開発も進んでいます。
- Metaplex
- Solanart
- Solanalysis
- Magic Eden
- Solsea
- DigitalEyes Market
Web3.0関連プロジェクトの拡大
DeFi、NFTプロジェクトに加えて、SolanaではWeb3.0のプロジェクト開発が進んでいます。
- Audius
- Grape Protocol
- Squads
- Wum.bo
- Brave Browser
- Bonfid
例えば、最近注目されている分散型Webuブラウザである「Brave Browser」もSolana上で開発されています。
2021年11月に、SolanaとBraveの運営元がパートナーシップを結ぶことを発表し、BraveにSolanaブロックチェーンのウォレットが採用されることが発表されました。これまでBraveは、検索による対価としてBAT(ベーシックアテンション)が付与されることで注目されていました。
Solana Breakpointカンファレンスで、Brave/BATのCEO兼共同創業者であるBrendan EichとSolana LabsのCEO兼創業者であるAnatoly Yakovenko氏は、両社が協力して2022年前半にデスクトップおよびモバイルのWeb3ブラウザであるBraveにSolanaブロックチェーンの最高クラスのウォレット機能を導入することを発表しました。
Braveは、SolanaブロックチェーンをBraveブラウザに統合し、Braveの4200万人の月間アクティブユーザーと130万人の認証CreatorにSolanaエコシステムのサポートを標準提供します。また、Braveは近いうちにSolanaをクロスチェーンとSolanaネイティブであるDAppsのデフォルトにします。
また、プレスリリースでは、今後BraveがSolanaをクロスチェーンとSolanaネイティブであるDAppsのデフォルトにすることも発表されました。
「SolanaPay」による決済領域への参入
2022年2月に、SolanaPayがリリースされました。
SolanaPayは、Solanaブロックチェーン上で開発された、JavascriptのSDKを使った決済サービスです。1秒間に6万5000回のトランザクションを処理という、高速処理に強みを持っています(一方、BTCは1秒間に7回、イーサリアムは13回ほど)。
すでに、大手仮想通貨取引所であるFTXのウォレットにも対応しており、PayPayのようなQRコード決済の機能もリリースしています。
Solanaのステーキング
Solanaは、一定額のSOLを預けることで、SOLが付与されるステーキングが可能です。
最近では仮想通貨によるステーキングが注目されており、Solanaはその中でも安定した利回りが出せることで、非常に注目されています。
Solanaのステーキングへの注目が集まるほど、Solanaを購入するユーザーが増え、Solanaの価格上昇につながる可能性があります。
なお、Solanaのステーキングの方法と、予想利回りは以下の通りです。
ステーキング方法 | 利回り | バリデーターの選択権 |
BINANCEの定期ステーキング | 8%~11% | 無し |
phantomでのステーキング | 6% | 有り |
仮想通貨Solanaの将来価格はいくら
画像引用:Wallet Investor
では、Solanaの将来価格は、どうなるのでしょうか?
結論から言えば、Solanaの将来価格は、今後も上昇すると予想されています。
ここでは、海外の仮想通貨の価格予想サイトのデータを3つまとめてみました。
価格予想サイト | 2023年(1年後) | 2027年(5年後) |
WalletInvestor | 329.508ドル | 1279.820 ドル |
Digitalcoin | 60.11 ドル | 301.03ドル |
TradingBeasts | 104.838~154.173ドル | ー |
Solanaの将来価格(1)WalletInvestor
価格予想サイト | 2023年(1年後) | 2027年(5年後) |
WalletInvestor | 329.508ドル | 1279.820 ドル |
Wallet InvestorでのSolanaの将来価格は、上昇基調を示しています。
Solanaに対するWallet Investorのコメントは、以下の通りです。
- 1年以内に価格が329.508ドルにまで上昇する可能性がある
- 1年で価格が+227.55%上昇する可能性がある
- 5年後の2027年には価格が1279.820ドルまで上昇する可能性がある
総じて、価格が上昇する回答が多くなっています。
Solanaの将来価格(2)Digitalcoin
価格予想サイト | 2023年(1年後) | 2027年(5年後) |
Digitalcoin | 60.11 ドル | 301.03ドル |
DigitalcoinでのSolanaの将来価格も、WalletInvestorと同様に、上昇基調を示しています。
2026年を除き、基本的に価格が上昇すると予測しており、7年後の2029年には、428.01ドルまで価格が上昇すると予測しています。
Solanaの将来価格(3)TradingBeasts
価格予想サイト | 2023年(1年後) | 2027年(5年後) |
TradingBeasts | 104.838~154.173ドル | ー |
TradingBeastsでは、年末にかけてSolanaの価格が徐々に上昇していくと予想しています。
2022年12月には、価格が約104.838~154.173ドルになると試算しています。
仮想通貨Solanaが購入可能な取引所
仮想通貨Solanaが購入可能な取引所は、以下の通りです。
- Binance
- Coinbase Pro
- FTX
- Bilaxy
- Huobi Global
- FTX
- Liquid by FTX(旧:Liquid by Quoine)
日本では2022年4月時点で、Liquid by FTX(旧:Liquid by Quoine)のみ取り扱っています。
【Liquid by FTX(旧:Liquid by Quoine)のメリット】
- 日本円入金が簡単・速い(ジャパンネット銀行への振込なら入金ID不要・即時反映)
- BTC/JPYおよびQASHを含む通貨ペアの現物取引手数料無料、レバレッジ取引手数料無料(別途ポジション管理料が発生します)
- スマホ専用アプリでいつでもどこでも取引可能(iPhone、Android)
- 0.001BTC(ビットコイン)から取引可能・レバレッジは最大4倍
- 大口トレーダーも大満足の流動性・発注数量、保有建玉量(それぞれ制限はあり)
なお、Liquidを運営するリキッドグループ(Liquid Group Inc)は、アメリカの大手仮想通貨取引所のFTXグループに買収されたため2022年4月よりサービス名がLiquid by FTXに変更されました。
また、LiquidではFTXグループが発行する独自トークンである「FTXトークン(FTT)」も日本で唯一取り扱っています。
日本国内でSolanaを購入するなら、Liquid by FTXの口座を開設しましょう。
海外で仮想通貨Solanaを買うならbybitがおススメ
海外の取引所で安くSolanaを購入するなら、bybitがおススメです。
bybitをおススメする理由として、
- 日本語に対応している
- 日本の取引所では上場していない銘柄が買える
- ステーキングやDeFiマイニングなど資産形成サービスが豊富
- エアドロップなどのキャンペーンが多い
があります。
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仮想通貨Solanaのまとめ
最後に、本記事のポイントをおさらいします。
【本記事のポイント】
- 「イーサリアムキラー」として今後も価格が上昇する可能性が高い
- DeFiやNFT領域のプロジェクトが多数進行しており、価格上昇のイベントが多い
- 「SolanaPay」で決済領域にも参入しており、今後のビジネス拡大への期待が大きい
- ブロックチェーンウォレットで誰でもステーキングができる
- 日本国内でSOLが買えるのは、Liquid by FTXだけ
多数のDeFiやNFT関連プロジェクトが進行するなか、今後のアップデートによって、価格が上昇する可能性は高いといえるでしょう。
またSolanaでステーキングをすることで、保有するSolanaの数を増やすことも期待できるでしょう。
Solanaを購入するなら、Liquid by FTXの口座を開設しましょう。