NEMグループがNFT市場に参入、新ブロックチェーン「Symbol」でサッカー関連のNFTを発行

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5月20日に、NEMグループはNFT市場に参入することを発表しました。

発表によると、仮想通貨(暗号通貨)であるネム(XEM)の新通貨「Symbol(シンボル)」のブロックチェーンを活用したNFTサービスを展開します。NFTサービスの具体的中身は、有名スポーツ選手のデジタルコレクションを発行するサービスとなる模様です。

今回はNFT市場への参入を発表したNEMグループと、NFTで利用されるNEMの新しいブロックチェーンであるSymbol、そしてNEMグループが展開予定のNFTサービスを解説していきます。

NEMグループとは

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仮想通貨NEM(ネム)は、2015年3月31日に運用が開始された、仮想通貨(暗号通貨)です。NEMの特徴として、主な機能として、P2P(ピアツーピア)のセキュアなマルチシグアカウント、暗号化メッセージングシステム、さらにEigentrust++評判システムがあります。

日本では、2017年のCoincheck事件(Coincheckの取引所から約57億円のNEMが流出した事件)で知名度が名前が広く知られた仮想通貨です。

そのNEMの運営母体が、NEMグループであり、NEMエコシステムの活性化支援を中心に世界的に活動しています。

プレスリリースによれば、NEMグループは主にNEMの開発を手掛ける「NEM Software」、NEMの取引に関わる「NEM Trading」、NEMを活用した新技術の開発を担う「NEM Ventures」という、3つの独立した事業体で構成されているようです。

さらにNEMグループは、信頼できる安全なエンタープライズブロックチェーンである、「NEM Symbol」の開発をサポートしています。

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NEMの新ブロックチェーン「Symbol」とは

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NEMの「Symbol」とは、NEMグループが開発する、安全かつ信用度が高い、エンタープライズ向けの次世代PoS(Proof-of-Stake)パブリック・ブロックチェーンです。

Symbolはプライベートチェーンとパブリックチェーン両方の良いとこどりをしたブロックチェーンであり、すでに様々な領域でエンタープライズ企業で導入実績を持っています。

日本では、2021年3月12日にメインネットで正式にローンチされました。

Symbolのメリット

「今最も効率的なエンタープライズブロックチェーン」というキャッチフレーズを持つSymbolのメリットは、以下の3つです。

  1. 相互運用性:
    既存のシステムやプロセスにスムーズに接続・連携可能
  2. ハイブリッド:
    プライベートチェーンとパブリックチェーンの両立のメリットを活用
  3. トークナイゼーション:
    多様な価値を簡易な手順でトークン化が可能

Symbolの導入事例

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すでにSymbolは様々なエンタープライズへの導入実績を持っています。

【Symbolの導入事例(一部)】

  • リトアニア中央銀行による世界初のデジタルコレクターコインを発行
  • NEMブロックチェーンを利用し、ケンタッキーウィスキーファンドをトークン化
  • 携帯電話を使ったSIMスワップ詐欺やIDの盗難からの保護
  • AIとSymbolブロックチェーンを活用した土木・インフラ管理

既存のブロックチェーンネットワークとは違う、Symbolの強みを生かし、今後も拡大することでしょう。

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XYMとは

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XYMとは、Symbolのブロックチェーン上で利用される通貨です。

「XEM(ネム)」と「XYM(シンボル)」と表記は似ていますが、別々のブロックチェーンを利用しているため、全く別物の仮想通貨なので、注意してください。

ちなみに、NEM Symbolがローンチされる前に、XEMを保有していた場合は、Symbolローンチ時点でのXEM残高と同等のXYMが付与されます(1XEM= 1 XEM + 1 XYM)。

ローンチ日までのオプトインが必要でしたが、2021年3月12日のスナップショット時、NEM NIS1ブロックチェーンのブロック高(3’105’500)でXEM を保有していたユーザーには、まだXYMを付与してもらえる権利があります(2021年5月20日時点)。

ちなみに、日本国内でXYMを取り扱っている取引所は、Zaifのみです。

Symbolを活用したNFTサービス

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NEMグループが公開したNFTサービスは「スポーツ界でNFTムーブメントを起こす」をモットーとした、スポーツ界のスター選手のデジタルコレクタブルサービスです。

具体的には、サッカー界のレジェンドである、キング・ケニーことケニー・ダルグリッシュ氏と、マンチェスター・シティの現役スター選手、リヤド・マフレズ氏のデジタルコレクションを、NEM Symbol上で発行するようです。

ダルグリッシュ氏は、リバプールの選手として欧州チャンピオンズリーグを2度制覇し、1985年にはリバプールの監督として初めてリーグ戦とカップ戦の2冠を達成、さらに名誉ある「年間最優秀監督」のタイトルを3度も獲得するなど、まさにスポーツ界のレジェンドです。

ダルグリッシュ氏は「NFTは、ファンがお気に入りの選手のキャリアからユニークな瞬間を収集する機会を提供するとともに、アスリートが最も熱心なサポーターに報いる全く新しい方法になります。NEM Symbolを利用したNFTのローンチは、エキサイティングな展開であり、この革新的な技術がファンのためにコレクション性の高い記念品を生み出すというのは素晴らしいことです。」とコメントしています。

また、リヤド・マフレズ選手も、2016年に「アフリカ年間最優秀選手賞」を受賞し、2020/21年のプレミアリーグのチャンピオン、また2021年の欧州チャンピオンズリーグも既に決勝戦への出場を決めている、現役のマンチェスター・シティの主力メンバーです。

このように、NEM SymbolのNFTには、世界トップクラスのスポーツ選手のデジタルコレクションが発行されるため、多くのサッカーファンから注目を浴びる可能性があります。

スポーツ×NFTの他の事例

Chiliz_NFT関連銘柄

また、NFTの中にはNEM Symbolのように「スポーツ×NFT」を攻めたサービスが成功し、関連銘柄の価格が上昇する事例も起きています。

具体的には、サッカーファンコミュニティの運営プラットフォームとして成功したChiliz(CHZ)の価格は2021年の3月以降、一気に上昇しています。

さらにアメリカのNBAが主体として運営するNFTプラットフォーム「NBA Topshot」も存在し、デジタルコレクションが非常に高い金額で取引されるなど、仮想通貨だけでなく、今やスポーツ自体がNFTマーケットを大きく盛り上げるドメインとなっています。

今後も、「スポーツ×NFT」の領域のサービス拡大に注目が集まると考えられます。

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