2021年8月19日(木)より、海外大手の仮想通貨(暗号資産)取引所であるCoinbaseの日本法人が、日本での取引所サービスを開始しました。
それでは、本記事の結論をまとめると、
・Coinbaseの利用には、免許証と三菱UFJ銀行の口座が必須
・現時点でのCoinbaseの評判はあまりよくない
・Coinbaseよりは、まだCoincheck(コインチェック)といった日本の取引所の方がおススメ
となっています。
現時点では、
本記事は、
- そもそもCoinbase(コインベース)とは?
- Coinbase(コインベース)の新規口座開設方法は?
- Coinbase(コインベース)の評判は?
といった疑問をお持ちの方向けに、Coinbase(コインベース)についてまとめてみました。
Coinbase(コインベース)とは
Coinbase(コインベース)は、2012年に米サンフランシスコで設立された、グローバル最大手の仮想通貨(暗号資産)取引所です。
現在100以上の国で世界各国でサービスを展開し、全世界の取引量は16兆円にも上ります。
直近では、21年4月にアメリカのナスダック市場に上場を果たし、初値は381ドルで、一時は429.54ドル(約4万3,000円)まで急高騰し、取引所の参考価格である250ドルを大きく上回る高値をつけました。そのため、一時的ですが、時価総額も1,000億ドル(約10.9兆円)に到達しました。
Coinbase(コインベース)のユーザー数は、全世界で5600万人にまで達し、MAU(月間の取引利用者)は600万人を超えています。
Coinbase(コインベース)の開示資料によれば、2020年の総売上高は12億7000万ドル(約1,350億円)、純売上高は11億4000万ドル(約1,210億円)に上り、売上高純利益率は25%となっています。
Coinbase(コインベース)の日本法人
Coinbase株式会社は、Coinbaseを運営するCoinbase Global, Inc.(コインベース・グローバル)の日本法人です。
Coinbase株式会社の代表取締役社長は、北澤直氏です。
そのCoinbase株式会社は、2021年6月18日に、暗号資産交換業者への登録を発表していました(関東財務局長 登録番号 第00028号)。そのため、日本での事業開始も秒読みとされていました。
Coinbase株式会社のHP:https://www.coinbase.com/ja
Coinbase(コインベース)が遂に日本でサービスを開始
2021年8月19日に、Coinbase株式会社が「Coinbase(コインベース)」を日本でリリースすることを発表しました。
日本での暗号資産交換業者への登録から約2か月で、サービス提供を実現したことになります。
世界最大級の仮想通貨取引所の日本市場への参入を、各メディアも大々的に取り上げています。
Coinbase(コインベース)の取り扱い通貨
Coinbase(コインベース)では、5つの仮想通貨(暗号資産)銘柄が取引可能です。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- LTC(ライトコイン)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- XLM(ステラールーメン)
【比較】Coinbase(コインベース)とGlobal(Pro)の取り扱い通貨
実は、Coinbase(コインベース)の親会社であるCoinbaseGlobalは、日本のCoinbaseとは別に、アメリカにて「Coinbase Pro」という取引所を運営しています。
その「Coinbase Pro」では、なんと約270種類以上もの銘柄を取り扱っています。
- AAVE(アーベ)
- ICP(インターネットコンピュータ)
- ADA(カルダノ)
- DASH(ダッシュ)
- DOGE(ドージコイン)
- UNI(ユニスワップ)
- USDT(テザー)等
そのため、日本のCoinbase(コインベース)よりも、Coinbase Proの方が取扱数も流通量も圧倒的です。
Coinbase(コインベース)の取り扱い通貨は今後追加予定
Coinbaseを含めて、海外の大手仮想通貨取引所のメリットは、日本の仮想通貨取引所が取り扱っていない仮想通貨銘柄が上場しているからです。
そのため、日本では購入できないような、価格が急上昇する可能性が高い、特定のアルトコインを取引することが非常に魅力的です。
海外の大手仮想通貨取引所の日本法人が運営する取引所は、現地に比べて取り扱い通貨が限られています。
一方、Coinbase(コインベース)の日本法人では、新たな仮想通貨銘柄の追加に関し、日本事業リリースのプレスリリースにて前向きな発表をしています。そのため、日本事業といえども、海外の取引所に上場した銘柄が日本の取引所でも上場する可能性が高いです。
― 厳選された5種類の暗号資産
Coinbaseでは、5つの主要暗号資産BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、LTC(ライトコイン)、BCH(ビットコインキャッシュ)、XLM(ステラー)を売買することができます。今後さらに取り扱い資産を増やしていく予定です。
Coinbase(コインベース)の手数料
Coinbase(コインベース)では、以下3種類の手数料が発生します。
- 取引手数料
- 交換手数料
- 出金手数料
Coinbase(コインベース)の取引手数料
Coinbase(コインベース)では、取引手数料は1.99%となっています。
取引コストとして取引量の1.99%の手数料、20,000円以下の取引は、以下の取引手数料が別途徴収されます。
1,000円以下のお取引 | 99円 |
1,000円を超える、2,500円以下のお取引 | 149円 |
2,500円を超える、5,000円以下のお取引 | 199円 |
5,000円を超える、20,000円以下のお取引 | 299円 |
Coinbase(コインベース)の交換手数料
Coinbase(コインベース)の交換手数料は約2%です。
Coinbase(コインベース)では、二つの個別の取引を単一の取引で行うことができます。
例えば、Bitcoinを売却してEthereumを購入する二つの取引(暗号資産の売却後の暗号資産の購入)に代えて、BitcoinからEthereumに直接交換する取引、つまり暗号資産の交換が可能です。
Coinbaseは暗号資産の交換にあたって、お客様に最大2%の取引コストをご負担いただきます。お客様に提示された価格には、取引コストが含まれています。
出典:Coinbaseの手数料について(Coinbase Consumer)
Coinbase(コインベース)の出金手数料
Coinbase(コインベース)の日本円での出金手数料は、110円~330円です。
3万円未満の出金 | 3万円以上の出金 | |
---|---|---|
出金手数料 | 110円 | 330円 |
Coinbase(コインベース)のメリット
Coinbase(コインベース)のメリットは、以下の3つです。
- 初心者に優しいUI/UXデザイン
- 全額補償の保険適用
- 世界最高レベルのコンプライアンス&セキュリティ
初心者に優しいUI/UXデザイン
Coinbase(コインベース)のスマホアプリは、初心者に優しいUI/UXデザインとなっています。
デザインだけで使い方まで分かるなど、非常に使いやすい画面操作です。
初心者の方でもわかりやすく、簡単な操作で、暗号資産を手軽に売買することができます。
アプリ起動後、数タップで暗号資産の購入が完結する使いやすい設計。世界で6800万人以上のユーザーにご好評頂いております。
出典:PRTIMES「世界最大規模の暗号資産取引所「Coinbase」が遂に日本初上陸!」
全額補償の保険適用
Coinbaseは暗号資産保険に加入しており、現金残高は最大250,000ドルまで、米連邦預金保険公社(FDIC)の保険の対象です。
Coinbase株式会社(「当社」)は、安全なオンラインストレージおよびオフライン(「コールド」)ストレージを組み合わせることで、お客様の暗号資産を保護しています。当社は、お客様の暗号資産の98%以上をコールドストレージに保持し、残りを必要に応じて安全なオンラインストレージに保持することで、お客様の流動性のニーズに対応します。
秘密鍵の喪失又は損害が発生した場合(および当社がお客様に資産を返却できなくなった場合)に備えて、Coinbaseグループは、暗号資産交換業界で初めて、セキュアストレージの全額を超える金額について、保険契約を締結しております。この保険契約は、秘密鍵の漏洩、およびCoinbaseシステムに対するハッキングによる損失又は損害を含む、暗号資産の管理に関連するすべての事項について、当社及びCoinbaseグループをカバーしております。 Coinbase Global Inc.はこのポリシーの共同保険会社です。
出典:Coinbase「暗号資産交換業府令23条3項に基づく顧客預託暗号資産の管理と当社が加入する保険について」
世界最高レベルのコンプライアンス&セキュリティ
Coinbase(コインベース)は、サービス開始以来、一度もハッキングなどの被害を受けていません。これは24時間体制などん高度なセキュリティ体制によるものとされています。
また、ユーザー向けのセキュリティ対策として、
- 顧客資金の98%はオフラインで保管
- すべての口座での二段階認証
- ウォレット(および秘密鍵)は、AES-256暗号化を使用して保存
などを実施しています。
国内の規制基準に準拠することはもちろん、創業以来、一度のハッキングもない万全なセキュリティ体制構築。Coinbaseシステムの24時間モニタリングに加え、世界中の暗号資産開発者との直接連携を取り最新情報を集めることで、急激な市場変化にも対応できるような安全管理を徹底しております。
出典:PRTIMES「世界最大規模の暗号資産取引所「Coinbase」が遂に日本初上陸!」
Coinbase(コインベース)のデメリット
- 取引手数料がかかる
- 取り扱い銘柄が少ない
- 入金がMUFG(三菱UFJ銀行)からのみ可能
- 新規口座開設時の本人確認書類が免許証のみ
取引手数料がかかる
Coinbase(コインベース)は、1.99%の取引手数料が発生します。
一方、Coincheck(コインチェック)やDMMビットコイン(※BitMatch取引手数料を除く)など、取引手数料が無料な取引所もあります。
取り扱い銘柄が少ない
Coinbase(コインベース)は、銘柄しか取り扱っておらず、取引銘柄数が比較的少ないです。
日本の大手仮想通貨取引所である、Coincheck(コインチェック)では17銘柄、bitFlyer(ビットフライヤー)では15銘柄を取り扱っていますが、Coinbase(コインベース)は5銘柄しか取り扱っていません。
取引所 | 取引銘柄数 |
Coinbase(コインベース) | 5銘柄 |
Coincheck(コインチェック) | 17銘柄 |
bitFlyer(ビットフライヤー) | 15銘柄 |
入金がMUFG(三菱UFJ銀行)からのみ可能
後述しますが、Coinbase(コインベース)の取引所への入金は、現時点ではMUFG(三菱UFJ銀行)からのみとなっています。
これは、Coinbase(コインベース)に三菱UFJ銀行を決済パートナーに迎えているからです。
ただし、こちらも他の銀行との連携も検討しているようです。
日本においても、世界基準のセキュリティやコンプライアンス基盤に加え、日本最大級の口座保有数を誇る金融業界のリーディングカンパニーである三菱UFJ銀行をパートナーとして迎え入れ、サービス利用にあたり三菱UFJ銀行の口座をお持ちの方から、インターネットバンキングを通して入出金が可能となります。
日本のお客様に安心してお取引頂けるよう体制を構築しております。
出典:PRTIMES「世界最大規模の暗号資産取引所「Coinbase」が遂に日本初上陸!」
新規口座開設時の本人確認書類が免許証のみ
Coinbase(コインベース)で新規に口座を開設する際には、本人確認書類が必要となります。
しかし、Coinbase(コインベース)が受け付ける本人確認書類は、免許証のみとなっています。
当社手続きにおいては、以下の本人確認書類をご利用になれます。
- 日本国政府が発行した自動車運転免許証
国際運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、パスポートなどの本人確認書類は現在、ご利用になれません。
出典:Coinbaseヘルプセンター「本人確認書類について」
Coinbase(コインベース)の口座開設方法
Coinbase(コインベース)の口座開設手順は、以下のようになっています。
- 口座開設に必要なモノを準備
- 口座情報を入力
- 二段階認証を設定
- 本人確認①(確認情報の入力)
- 本人確認②(確認情報の撮影)
- 本人確認完了
口座開設に必要なモノを準備
Coinbase(コインベース)の口座開設には、以下の2つが必要です。
- 本人確認書類(免許証)
- スマートフォン(SMS受信のため)
Coinbaseの本人確認書類で利用できるのは、運転免許証のみとなっています。
また、口座開設の条件として、「20歳以上の日本居住中の日本国民であること」が記載されています。
口座情報を入力
まずは、新規口座登録ページから、口座情報を入力します。
ここで入力するIDとパスワードは、今後のログインで利用するので、忘れないように注意してください。
- 「口座開設」を選択
- 「口座を開設する」画面で、名前、メールアドレス、パスワードを入力
- 利用規約とプライバシーポリシーを確認し、同意にチェック
- メールアプリをに届いたCoinbaseからのメール認証をクリック
二段階認証を設定
次に、スマホのSMS認証を使って、二段階認証を設定します。
- 二段階認証の設定画面で、国が「日本」になっていることを確認
- SMSを受信できる携帯電話番号を入力し、「コードを送信する」を選択
- SMSで届いた7桁のコードをコピー
- ブラウザ画面で「認証コードを入力」画面で認証コードを入力し、送信
本人確認①(確認情報の入力)
次に、本人情報を入力します。
この際、後で提出する本人確認書類(運転免許証)と同じ情報を入力してください。
- 「本人確認」画面で以下を入力
- 名前
- 名前のカタカナ表記
- 生年月日
- 本人確認書類に記載されている住所
- 入力内容を確認し、「住所の情報と名前は本人確認書類に記載されている情報と一致しています」にチェック
- 「送信」を選択
- 以下の項目についてそれぞれ回答
- Coinbaseの利用目的
- 主な資金源
- 就業状況
- 投資可能な資産額
- 暗号資産の取引経験
- 「本人確認書類を認証する」画面で「続ける」を選択
- 「スマートフォンで写真を撮る」画面で「続ける」を選択
- 「Liquidによる本人確認」画面で[続ける]を選択
- 株式会社Liquidのページに自動的に遷移
本人確認②(確認情報の撮影)
株式会社Liquidは、スマホで本人確認ができるサービスです。
- 株式会社Liquidの利用規約を確認し、同意
- 「ご本人確認書類の選択」画面で注意事項を確認し、「注意事項を確認しました。」を選択
- スマートフォンのカメラへのアクセスを確認する画面が表示されたら、「許可」を選択
- 「撮影|本人確認書類・表面」画面で、「撮影開始」を選択し、カメラに表示される枠にあわせて撮影
- 「撮影|本人確認書類・裏面」画面でも、表面と同様に実施
- 「撮影|首振り」画面で、「撮影開始」を選択し撮影
- 「申請を受け付けました」画面が表示され、「次へ」を選択すれば完了
本人確認完了
最初に登録したメルアドに、「口座開設完了」のメールが届けば、本人確認の手続きは完了です。
その後は、Coinbase口座にログイン可能となります。
ログインが完了すると、Coinbase(コインベース)への入金が可能となります。
Coinbase(コインベース)への入金方法
Coinbase(コインベース)への入金には、三菱UFJ銀行の口座が必要です。
2021年8月時点では、それ以外の銀行口座からの入金はできません。
入金額の上限は、1日あたり1,000万円であり、クイック入金の手数料は無料です。
Coinbase(コインベース)への入金には、登録した三菱UFJ銀行経由の「クイック入金」を利用します。
Coinbase(コインベース)に銀行口座を登録する方法
- Coinbase口座にログイン
- お客様の名前を選択してメニューを開き、「設定」→「決済方法」の順に選択
- 「決済方法を追加」→「銀行口座に出金」の順に選択し、以下の銀行情報を入力
- 銀行名
- 支店名
- 口座の種類(普通預金口座、貯蓄預金口座)
- 口座番号(7桁)
クイック入金の手順
- Coinbase口座にログイン
- 「ポートフォリオ」を選択
- 日本円ウォレットを選択
- 「入金」を選択
- 入金金額を入力し「次へ」を選択
- 内容を確認し「確認」を選択
- 画面に表示された手順にそって、お客様の銀行口座アプリ上で手続きを行う
- 取引完了の画面を確認後、「加盟店画面に戻る」を選択
Coinbase(コインベース)への出金方法
- Coinbase口座にログイン
- 「ポートフォリオ」を選択
- 日本円を選択
- 出金額を入力し「続ける」を選択
- 登録済みの銀行口座から出金先の口座を選び、「続ける」を選択
- 出金の確認の画面で内容を確認し、「今すぐ出金」を選択
Coinbase(コインベース)の出金には、通常2~3営業日かかります。
出金申請してからスグに出金されるわけではないので、注意してください。
Coinbase(コインベース)の評判
2021年8月時点での、Coinbase(コインベース)の評判をまとめてみました。
【Coinbaseの良い評判】
- 新規銘柄の上場への期待
- 公式Twitterの対応の良さ
【Coinbaseの悪い評判】
- 本人確認書類が免許のみ
- 銀行口座が限られている
プラスの評判
新規銘柄の上場への期待
BCBと連携してXDCを支援している
coinbaseさんなら
XDCとQNTを取り扱いされる日も
そう遠くないと思っています。
とても、期待しています✨— INANNA (@jrblackpanda7) August 20, 2021
coinbaseついに日本で正式稼働開始
coinbase JapanでのTezosの取り扱いはまだですが、coinbase usではすでにTezosの取り扱いがされております。将来的な日本での取り扱いも期待です。 https://t.co/VA7ookH3Yb
— MOKU (@mokutech) August 20, 2021
公式Twitterの対応の良さ
Coinbase Japanは細かい不安にも応えてくれる立派な企業にようだ
僕はこの企業が好きになったぞ
サービス内容云々は抜きにして、顧客に向きあう姿勢が最高だ☺️✨— じぇい🗽アンチパターン対策神 (@IYRKcryptoJ) August 20, 2021
マイナスの評判
本人確認書類が免許のみ
顧客登録方法の選択肢も今後多様化していく予定です!
今しばらくお待ちください。 https://t.co/YGEpJ8qU5k
— Coinbase Japan (@CoinbaseJapan) August 19, 2021
銀行口座が限られている
出入金用の銀行口座も、お客様のご意見を参考にしながら、改善していこうと思います! https://t.co/N2kLipqiOD
— Coinbase Japan (@CoinbaseJapan) August 19, 2021
Coinbase(コインベース)の今後
最後に、日本事業を本格展開し始めたCoinbase(コインベース)の今後について解説します。
- 日本ユーザーが増えるのは、まだ難しいか
- 還元率2%のCoinbaseカードが起爆剤に
日本ユーザーが増えるのは、まだ難しいか
結論から言えば、Coinbase(コインベース)が日本でユーザーを増やすことは、現時点では難しいでしょう。
その理由は、
- 新規口座開設のハードルが高すぎる
- 三菱UFJ銀行からしか入出金できない
の2つです。
まず、新規口座開設において、本人確認書類が免許証のみという点は、ユーザー目線からする不便です。
ただ、Coinbase(コインベース)日本法人の公式Twitterでは、今後は免許証以外の書類導入を示唆するなど、前向きな姿勢を見せています。
もう一つは、Coinbase(コインベース)の入出金が、三菱UFJ銀行の口座からしかできないことです。三菱UFJ銀行がCoinbase(コインベース)の決済パートナーであることが影響しているように見えます。
そのため、新規口座開設はできても、入金ができないため、トレードができないといったユーザーが続出する可能性が高いです。
ただし、こちらも公式Twitterにて、他の銀行口座との連携を進めることをほのめかしています。
還元率4%のCoinbaseカードが起爆剤に
カードブランド | VISA |
カード種別 | デビットカード(即時引き落とし) |
発行手数料/年会費 | 無料 |
対応決済 | ApplePay/GooglePay/Visaのタッチ決済 |
還元率 | 1%~4% |
物理カード | 有り |
上記の内容とは翻って、Coinbase(コインベース)のユーザー数が激増する起爆剤として、Coinbaseカードがあります。
Coinbaseカードとは、Coinbase社が2021年6月にアメリカで発行を開始したクレジットカードです。
その特徴として、
- 基本還元率は還元率1~4%
- Coinbaseカードで仮想通貨が購入可能
と、非常に魅力的なスペックを誇っています。
コインベースカードで決済をすると、決済金額の最大4%分を以下の仮想通貨でリワードとして受け取れます。
Coinbaseカードの発行には、Coinbaseのアカウントが必要だったため、今回の日本での新規口座開設解禁に伴い、日本でもCoinbaseカードが発行できるようになるかもしれません。
もし、日本でCoinbaseカードが発行できるようになれば、最大4%という還元率の高さから、仮想通貨トレーダーだけでなく、それ以外のユーザーが急激に増える可能性があります。

まとめ
まだ日本でのサービスを開始したばかりのCoinbase(コインベース)ですが、今後も日本でのサービスの幅を広げていく可能性は十分にあります。
そのため可能であれば、現時点でCoinbase(コインベース)を口座を開設することもおススメします。
一方、
- 取引手数料が無料
- 入金手数料が無料(※一部)
- 国内最大級の銘柄数の取り扱い数
の仮想通貨取引所であるCoincheck(コインチェック)もおススメです。